米雇用統計発表の延期で市場は先行き不明感が更に高まる

投稿日:

3373 Gold

 

さて、いよいよ12月に
入ってしまいました。

本来であれば、今週の金曜日は
月初の恒例行事であり、投資家が
最も神経を尖らせる米雇用統計ですが、
今年の12月は様子が違います。

先月、市場を驚かせた
11月分の雇用統計発表の延期で
16日に発表される予定になってます。

 

システム上のトラブルなのか、
あるいは集計上の異例の事態なのか、
その真意は定かではありません。

投資において、重要な羅針盤を
持たずに荒海を航海することを
強いられましたワケですけれども
その答え合わせが来るワケです。

 

通常、12月中旬といえば、
欧米の機関投資家やトレーダー達が
クリスマス休暇に向けて手仕舞いを始め、
市場の流動性が細り始める時期。

市場が店じまいの準備を始めた瞬間、
1ヶ月以上もお預けを食らっていた
超重要データが投下されることに…。

 

11月の間は重要なデータがなく、
おそらく景気はこうだろう…
FRBはこう動くだろう…という推測、
地政学リスクなどの外部要因で
相場を形成してきました。

雇用統計以外のデータはあれど、
少し大げさかもしれませんが霧の中を
歩いてきたようなものです。

その霧が一気に晴れるのが16日で、
市場の予想ともしも大きく乖離したら…。

 

空白の期間が長ければ長いほど、
その反動は大きくなります。

16日までの半月間、
市場は嵐の前の静けさが継続し、
疑心暗鬼が入り混じる不安定な
センチメントで推移しそうです。

ちなみに12月16日といえば
もうひとつ私の誕生日という
一大イベントあるんですがね(笑)

 

好評が遅れることによって…

ちなみに雇用統計が1ヵ月月
半月先延ばしになることによって
どんな事が起こりるのでしょうか?

最も警戒すべきはボラティリティで
前述の通り、12月中旬と言うのは
通常で行くと市場参加者が減り始める
そんな時期ではあります。

参加者が少ないということは
流通量が少ないということなので
それだけでボラティリティは高め。

そこに、1.5ヵ月分貯まった
重要な情報が飛び込むということは
更なる価格変動乗リスクがあります。

ファットテールといった
暴落や急騰が起きやすい可能性が
あるということです。

あとは雇用統計の結果ですが
もし急激な悪化ともなれば
景気後退の危機感、利下げの
受け皿となり金が買われる可能性。

逆に雇用統計が良かれば
FRBの利下げシナリオが崩れ
逆の動きになる可能性。

このそれぞれの動きに
なりやすいのかと…。

なんにせよ12月16日の結果は、
2025年の終値、2026年の始値のムードを
決定づける機会にはなりそうです。

12月初旬ならまだしも
何でまたこんな時期に公表するのか、
謎なところではありますね。

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(12/1)の貴金属価格(9:30価格)】
 ゴールド:23,323円/g(-178)
 プラチナ:9,333円/g(+1)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格
 ※2025.7.1より14:00にも価格が公表されます(平日のみ)

 

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