評価基準が明確化され査定しやすい貴金属品

2890 Gold

先週仕事の兼ね合いで
北海道へ行ってきました。

今まで北海道に関しては
高校生の修学旅行と大学時代の
サラブレッドの追っかけで
行ったことがあるくらい。

どちらも9月頃でしたがは
今回は7月ってことである程度
暑いと思って臨んだものの
気温の割には涼しく快適な環境。

私の知り合いでは夏に札幌で
一時的環境を変えて仕事する方が
いらっしゃいますが、その気持ちが
良く分かりましたね。

デスクワークであれば最近は
どこでもできるので快適な環境で
仕事したくもなります。

そんな北海道へ行ったのは
同業者視察のため。

ひとつは同じブライダル
ジュエリーを扱ってる小売店、
もうひとつも弊社と同じく
田中貴金属特約店のお店へ。

早めに飛行機を取ったのと
セール中だったので東京よりも
かなり安く行けました。

ブライダルジュエリーのお店は
旭川市で特約店は札幌市。

同じ道内でもその距離は
中々のものでして約200kmと
自動車で2時間ほど。

本来なら更に稚内市にも
行く予定だったのですが
旭川市から車で5時間掛かる
ってことで今回は断念。

ジュエリー業界と貴金属業界、
そして経営者として濃密な話を
することができた二日間でした。

全然当店でもできてないことが
明確になったので、あとは自社へ
落とし込んで実行するのみ。

企業秘密的な内容が多く
ブログでは書けないのですが
その辺りはご来店されれば
分かるようにする予定です。

宝石も貴金属も明確化

同業者のお店を訪れた際、
とても珍しいものがありました。

それはクォリティケースという
価値と言いますが濃淡や色味が
一目で比較できるもの。

色んな宝石屋を見てきましたが
これが置いてあるお店は初。

実物はネットNGとのことで
写真をお見せできないのですが
宝石の本ではよく見るもの。

業界にいる方であれば一度は
見たことがあるかと思いますが
こういった感じの実物版。

これで何ができるかというと
売買するときに情報を明確に
しやすいというもの。

たとえば、ダイヤモンドは
4Cという評価基準があります。

これはダイヤモンドだけに
該当する代物であるため
他の宝石には使えないものでして
宝石により評価基準は異なります。

このように価値を
決める要因を明確にするために
見た目で判断できるようにしたもの
…と言えばいいでしょうか。

エメラルドが欲しい！
と言ってもエメラルドには
薄い緑色があれば濃い緑色があり
透明なものから濁ったものもあります。

ある程度、お客様からの
要望をお聞きすることによって
大まかには分かります。

ただ、濃淡も透明度も
人によって判断基準は違うので
指示をもらったとしても多少の
食い違いが起きることもあります。

クオリティスケールは
まさにその食い違いを無くすために
うってつけな資料なのです。

本を印刷してもいいのでしょうが
いかんせん写真と実物でも見た目では
若干異なるのでやるのであれば
実物が理想ですからね。

ただ貴金属に関しては
それに比べると楽なもの。

宝石のように複雑な価値要因はなく
純度と重量で決まるため。

なので、専門的な知識も
そこまで必要ではなくきちんと
計測できる機器さえあれば
誰にでも鑑定が可能です。

また、相場も明確であり
ホワイトボックスな世界であるため
知識があれば誤魔化すことも難しい代物。

最近では貴金属の
買取店が増えてはいるのですが
だからこそ取引するのであれば
純度と重量を計測できる機器があるお店。

これは貴金属取引するお店には
必要不可欠ではありますね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(8/5)の貴金属価格】
　ゴールド：12,522円/g（-206）
　プラチナ：4,976円/g（-114）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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