高騰が続く中でも金を購入する人が多い理由

2060 Gold

先日ブログを見たという
新聞社の方から電話をいただき
取材をお受けしました。

広島地元新聞紙の
中国新聞社の方でつい先日も
同社のセミナーに登壇したばかり
もちろん取材のネタは
昨今の金価格高騰。

最近のお店の取引量、
お客様の層や理由に目的、
今後の動向など30分ほどの
取材となりました。

事前にブログを見ての
取材だったので金についての
触りはご存知でした。

とはいえ、ブログだけでは
伝えれなかったこともあり、
その辺りは取材を受けながら
みっちりお伝えしました。

特に詳しくお伝えした
内容と言うのがこちら。

”高騰しても売れる理由と
購入する人の真意”

最高値を更新する日々なので
お客様が売却する件数が多い一方
コンスタントに購入する方も
いらっしゃいます。

でもなんでこういった
高値を更新している状況でも
購入する人がいるのか？…

どういった考えの方が
購入する傾向なのか？…

といったという矛盾があり
聞かれた内容でした。

街角に買取店は多くとも
逆に金製品を販売してるのは
なかなか限られます。

今までも何店舗かの
取材に回られたようですが
買取ばかりでなく売れている！
…という状況はなかったようで
そもそも販売してない店ばかり。

地金商として買取だけでなく
販売もしているのは広島市内でも
限られてくることもあって、
こんな話になったワケです。

高くても買う人の心理

高値でも金を買う方の
考えというのは実は単純であって

これからも上がるから

という理由であり、
この1点につきます。

しかし、これからも上がる
と、そこに至る理由や考えは
人によって異なります。

世界情勢が今後も悪くなる…
これからも円安傾向になる…
上がり調子はまだまだ続く…
まだ相場が下がる要素がない…
今の政策では景気回復しない…

どちらかというとこの先に対し
ネガティブなイメージを持つ方は
買われる傾向にあります。

ただ、ひとつだけ
共通認識があってそれは
長期保有が前提であること。

高値でも購入する方というのは
どんな背景があったとしても
身近な将来ではなくって
長期的な先行きを見てます。

金＝長期保有資産
という認識を持った上で
投資しているワケです。

ちなみにこういった方は
何十年か前に金を購入するなり
持っている人が多いです。

1kgや500gのインゴットを
売却されるほとんどの方は
実はその頃の金が多く、
当時買ったり相続や贈与で
引き継いだケースばかり。

そんな今に比べると
破格で購入した方たちが
今になって買うのです。

昔持っていた金が
何十年という月日によって
倍以上の価値になる。

そんな経験をしたからこそ
これかでも相場が上がる
と見込んでいるのです。

世界情勢がこれから
どうなっていくかなんて
誰にも予想はつきません。

しかし、金は限られた資源で
人の手で作ることができないので
長期的なスパンで見ると
リサイクルでしか賄えないのは
可能性としてありえること。

そんな世の中になると
金はもっと高騰するかもしれない…
そういった考えということです。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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