金融所得課税が30%に？！スローガンに反する政策

3080 Gold

国民民主党の税制調査会が
金融所得課税を強化するという
方針をまとめて発表。

この発表に対して、
批判が拡がってます。

強化＝増税なので
もちろん批判が無いハズなく
反発があるのは当然のこと。

昨年から減税を強調した
政策を謳ってきただけに
私も見ていて残念。

結局、どの党も増税スタイル
ってのは変わらないのだな…
と感じた次第です。

ちなみにどれぐらいの
強化を行うのかというと
分離課税を30%にする
そんな方針でした。

現状が20%であるため、
10%も上げるってことです。

合わせて総合課税と
選択可能を目指しますとも
言ってはいるが、まぁ
これを聞いてポジティブには
到底遠い話ではあります。

金融所得課税に関しては
石破総理大臣も総裁選で
話にあげていた内容。

投資を推奨する国策と
矛盾する内容だけあって
当時もSNSでの反発が
凄まじくはありました。

そんな自民党総裁の話に
乗っかるような発言をした
国民民主党。

決定事項ではないと
沈静化に動いたようですが
話を打ち出す時点で
本心にも聞こえてはきます。

減税を謳った党が
まさかの水を差す発言を行い
一気に信頼も落ちるのでは？
…と思った次第です。

手取りを増やすを
スローガンに年収の壁や
ガソリン減税を打ち出し
期待していたのですが…。

スローガンに合ってない
政策をするとなると
あまり信用できませんね。

現物資産であるが故に…

金融資産といえばゴールドも
その括りに入るかと思いますが
持ち方次第で利益に掛かってくる
税金の条件は全く違います。

たとえば冒頭で伝えた
金融所得課税ですけれども
これは先物やETFなどといった
証券口座を使ったものは対象。

ですが、インゴットや金貨、
純金積立に関していうと
総合所得の譲渡所得扱いなので
所得税の計算が異なります。

金ETFや先物であれば
分離課税の譲渡所得となるため、
株式や投資信託などと同様、
20.315%の税金が発生します。

しかし、現物や純金積立は
総合課税対象であり年間で
50万円の特別控除があります。

その控除額を超えなければ
税金は発生しないのです。

金融所得課税強化で
もしかしたらインゴットを
持ってると影響あるんかね？
…なんて質問をいただきました。

少なくとも金融所得課税に
限った強化内容であるならば
影響はないということです。

とはいえ、与党政府の方針は
基本的に増税方針ではあります。

今のところ金融所得課税に
限った話ではあるのですが
他のところに影響する可能性も
ゼロとは言い切れません。

大きいサイズのインゴットは
手数料が安く、利益になりやすい反面、
税金に対処しにくくなります。

政府による税金の話が出ると
どうしても小さいサイズのインゴット
金貨がよく動く傾向にあります。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

【本日(2/11)の貴金属価格】
　ゴールド：15,724円/g（+282）
　プラチナ：5,377円/g（+71）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

＜ノイズを消し去るピンキーリング＞

無料見積もり

ナカオカのLINE＠登録し、
画像を送付頂ければ、
来店不要でお見積もりできます↓↓

メルマガ登録フォーム

登録は以下の画像をクリック↓↓