フィナンシェを贈ると縁起が良いと言われる理由

1600 Gold

日頃ご愛顧いただいている
お客様から、よくお菓子を
頂戴することがあります。

弊社はデパートが近い
ってこともあるために
買い物されてご来店、
という方が多いのです。

先日も県外特産品展で
購入したというシュークリームを
持ってきてくださいました。

いただくのはお菓子や
果物など様々ではありますが
中には黒にんにくなど
自宅で採れた物も…。

弊社は食べることが好きな
スタッフが多いこともあって
本当にありがたい限りです。

そんなお土産品ですが
私が初めて商談したり
訪問する場合などには
とあるお菓子に決めてます。

そのお菓子は金の取扱店らしく
金（ゴールド）にちなんだ
お菓子ですが分かりますか？

特に何かに金箔を貼ったり
振ったりしているわけでなく、
デパ地下や洋菓子店ならば
販売されているお菓子です。

そのお菓子というのは
フィナンシェです。

フィナンシェはお土産や
贈り物によく使われるお菓子で
フランス生まれのバターケーキなど
焼き菓子の一種です。

よくマドレーヌと
一緒になりやすいのですが
卵白のみで作るのがフィナンシェ、
全卵を使うのがマドレーヌ。

17世紀にフランスの修道女が
肉食禁止という背景によって
作られたことがきっかけで
最初はヴィジタンディーヌと
呼ばれていました。

では、なぜ私が
このフィナンシェを
贈り物として使うのか？

その答えはフィナンシェの
カタチと由来にありました。

金塊の形をしたお菓子

フィナンシェといえば
色々な形があり最初は
円形でしたがその後には
四角形・台形のものが
メジャーとなりました。

で、どんな四角形というと
こんな写真のやつですが
コレってどことなく
何かに似てませんか？

そう、金塊です。

バーやインゴットと呼ばれる
金塊がベースとなったのです。

そして、このフィナンシェは
フランス語でお金持ちや金融家
資本家などの意味を持つ言葉。

金融会社のサラリーマンが
背広を汚さずに済むために
片手で手軽に食べれるよう
菓子職人が考えたお菓子
…といわれています。

金塊に似せることで
お金を扱う仕事の方には
縁起のいいお土産として
有名になったワケです。

ちなみにフィナンシェは
作り方に関してもほぼ
金塊と似た方法です。

型に生地を流し込んで
焼いて作るフィナンシェ、
溶かした金を流し込み
冷やして作るの金塊。

こう書いてしまうと
単純に見えてしまいますが
さじ加減や分量がデリケートな
お菓子と金も同様です。

溶かして流し込む金は
不純物がない純金にするため
何度もろ過作業が必要です。

純金の定義は
99.9%以上の金ですが
資産運用のための金地金は
99.99%（フォーナイン）と
更に高純度を求められます。

それに冷やして固める際も
デリケートな温度調整などを
行う必要があるために
品質が良いものを作るには
卓越した技術がいります。

見た目のカタチだけでなく
造る工程なども似ている
金とフィナンシェ。

もし、金融関係の方や
資産家に簡単な贈り物を
準備するのであれば
フィナンシェの由来を添えて
渡すと喜ばれますよ。

ゲン担ぎにはもってこいな
贈り物ですからね。

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(1/21)の貴金属価格】
　ゴールド：6,910円/g（+76）
　プラチナ：4,115円/g（+41）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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イタリアの老舗ブランドUNOAERRE（ウノアエレ）のピアス。
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