2955 Gold
海外でインゴットを
購入したという方が先日
売却のためにご来店されました。
当店ではそのようなインゴットを
買い取った実績が当然ありますが
実はこれはお店側にとっては
意外とリスクのある取引。
なんせ海外品質であるため、
ブランドだけでなく純度や重量、
インゴットの価格を決める要素を
きちんとチェックする必要があるため。
LBMA公認ブランドなど
グッドデリバリーバーであれば
まだしも、そうでないブランドは
特に細心の注意が必要なのです。
密輸が増えてからは
海外ブランドのインゴットに関して
買取規制も強まっているため
お店によっては断られることも…。
そして、海外で取得した
インゴットに関しては他にも
注意すべき点があります。
これは購入したゴールドの
サイズ・金額によりけりですが
納税通知書・領収書を提示しないと
売却できない可能性があるのです。
海外から日本へゴールドを
持ち込んだ場合には以下の条件で
税関へ申告する必要があります。
・重量が1kgを超える場合
・20万円を超える場合
そして、条件に該当し
消費税を支払った場合には
納税通知書・領収書が発行されます。
要はこれがちゃんと
入国時に税金を納めたかどうかを
判断する書類となります。
海外で取得したインゴットは
先ほどの条件に合致した場合、
当店では買取時にこちらの書類の
提示を必須としております。
何かと面倒な海外インゴットは
売る人も買う店も神経を使う
取り引きになってしまうのです。
海外で買うなら金貨
インゴットはその商品を
製造したブランドが重要な
役割を占めていします。
知名度が低かったり、
LBMAなどの団体未承認だと
売却する際の買取価格に
影響することがあるため。
また販売している国では
メジャーなブランドであったも
海外へ持ち出すことによって
通用しなくなるなんてことも
起こる可能性はあります。
このような背景の理由ですが
インゴットを製造しているのが
企業主体であるというのがあります。
ブランドによっては政府の
管轄下組織の場合もあるのですが
基本的には地金商や鉱山会社、
そして銀行といった企業なのです。
その反面で金貨など
コインというのは政府主体で
作られるものが多いです。
たまに店頭でお客様から
”海外旅行した際に記念として
インゴットか金貨を買うなら
どっちがいいですかね?”
なんて聞かれることがあります。
これは日本に売ってない
珍しいデザインの金が欲しい
という意図の元での質問。
そもそも海外でインゴットや
金貨の購入は利益も出にくく、
品質面であったり、税関を通す手間、
税金面の点からオススメしてません。
ただ、もし勧めるとしたら
金貨かな…とは思います。
インゴットは情報として
ブランド・純度・重量しか
刻印されませんが金貨であれば
デザインを見て楽しめます。
それに下手なブランドの
インゴットを持つより金貨の方が
換金のしやすさとしては楽なのでね。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
【本日(10/9)の貴金属価格】
ゴールド:13,785円/g(-100)
プラチナ:5,087円/g(-96)
※田中貴金属公表の税込小売価格<ノイズを消し去るピンキーリング>
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