2057 Gold
ここ最近海外ブランドの
インゴットに関する相談を
よくいただきます。
他店では海外ブランドの
インゴットを買取できない
ケースが増えたようでして
何度かそれはお伝えしました。
ただ、海外ブランドは
買取だけでなくもうひとつの
サービスも規制が強いようです。
そのサービスとは
金の小分け。
1000gのインゴットを
100g10本に分割するなど
小さいサイズに加工する
サービスです。
田中貴金属系列では
行ってないサービスですが
広島市内でも何社か行ってる
お店はあります。
ただ、そもそも
金取引できるお店が少なく
弊社にも問い合わせが来ます。
というのも昨年末から
噂されていた贈与税における
暦年課税適用での基礎控除(110万円)の
廃止が延期になったのもあります。
小分けサービスは
小分けすることによって
生前贈与するために
生まれたサービスです。
サイズが小さくなる分
1本の単価も小さくなるので
小分け後の売り方次第では
所得税の対象にならない
ってこともあります。
そのため、小分けサービスを
提供している会社は数年前から
バンバン宣伝しています。
必要としている金保有者も
そういったサービスを
欲しているということです。
今年予定されていた
暦年課税による基礎控除の廃止も
延期となったのでそれを見越して
今のうち…という方も
多いのでしょうね。
日本で購入した海外インゴット
そんな海外インゴットも
場合によって売却であったり
小分けできるケースもあります。
そのケースというのが
日本国内で購入した
海外ブランドのインゴット。
海外ブランドなのに
日本で購入したもの…
というのは矛盾が
あるかもしれません。
しかし、海外ブランドの
インゴットといっても手にする
物の種類はいくつかあります。
それは…
①買取して再販されたもの
②海外で買って持ち込んだもの
③輸入した商社が販売するもの
この中でほぼ買取であったり
小分けできない可能性が高いのは
①②のインゴット。
ですけども③に関しては
そうならない可能性もあります。
ただ、それには条件があり
日本で購入した証明書があること。
というのも今では広く
流通している海外インゴット。
しかし、何十年も前までは
海外から取り寄せたインゴットを
銀行やデパートが販売していた
という時期もありました。
金の供給が安定してない頃は
日本国内で賄えない頃もあり
海外のインゴットを仕入れて
販売していたワケです。
そういった密輸としての
可能性が低いインゴットである
証明があれば買取や小分けを
できることもあるということです。
買取などのリスクを抑えるために
国内ブランドを持った方がいいけど
伝票を持っておくことも
重要ということです。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
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