銀価格に影響？！個人投資家の集団ロビンフッダー

1619 Gold

ここ最近なぜかやたらと
銀（シルバー）に関する
問い合わせをいただきました。

・銀は販売してますか？
・何gから販売してますか？
・バーはどのブランドですか？
・銀の免税対応してますか？

田中貴金属が銀地金の販売を
やめてしまったので特約店の
弊社も取り扱いしてません。

なぜこうにも問い合わせが
来たのかというとその理由は
値段の高騰にありました。

去年の8月には金価格と
共に最高値を更新した銀。

以降は下がって落ち着きを
見せたのですが、ここにきて
少し上がってきたのです。

その理由はロビンフッダーと
呼ばれる個人投資家集団による
行動のためと言われてます。

このロビンフッダーとは
アメリカのネット証券である
ロビンフッドを利用する者を
指す言葉として生まれました。

手数料が無料であり、
なおかつスマホで簡単に
取引できるロビンフッド。

そんな彼らが
政府からの給付金を元に
アメリカの株価に大きな影響を
与える集団が銀に参入した…
という可能性で報道されました。

ただ、”可能性”とあるように
ほぼ間違いはないのでしょうが
正確には若干違います。

というのもロビンフッドは
地金の取引に対応していないので
厳密には元ロビンフッダーだったり
ロビンフッドを併用している投資家。

と、それはさておき、
なぜ数ある投資商品の中で
銀が選ばれたのかというと
大きな理由は以下の2つ。

①単価が安く売買しやすい
②市場が小さく値動きが大きい

また、アメリカでは過去
金取引が停止されたときには
銀が代替商品となった時期が
あったのも背景にありました。

ひとりひとりの力では
市場への影響も少ないけど
大人数となれば世界を揺るがす
ネタにもなります。

銀だけでなく、
アメリカの株価暴落にも
手を貸す形となった
ロビンフッダー。

数が揃ってしまえば
無視ができない…
そんな市場の動きを
思い知った次第です。

”投資家”軍団な彼らは、
保全より利益優先な傾向なので
金市場への参入というのは
可能性は低いかもしれません。

単価が高いのもあるので
容易に手を出しにくい金は
経験の少ない投資家にとって
難しい世界でもあります。

一度味わってみると
分かるとは思いますが
利益目的で給付金を投資に
注ぎ込んだ彼らはそんな
行動に踏み切るとは思えませんね。

ちなみに冒頭でも
お伝えしたのですが現在は
銀地金を販売しておりません。

どうしても…というなら
田中貴金属の純金積立に登録して
銀を積み立てるくらいです。

まぁ、銀に関しても
スポット購入が可能なので
日々積み立てながら安いときに
ドーンと買うこともできます。

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

【本日(2/9)の貴金属価格】
　ゴールド：6,875円/g（+50）
　プラチナ：4,374円/g（+101）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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