銀（シルバー）はなぜ貴金属資産と言われるのか？

2237 Gold

事務所で仕事をしていたら
オカメインコが飛んできて
パソコンに乗ってきました。

あ、このオカメインコは
もちろんどこぞやから来たのでなく
両親が飼っているインコ。

オカメインコといえば
興奮すると頭の上の毛が
反り立つ特徴があるインコ。

普段は後ろになびいてますが
何か感じるとゲゲゲの鬼太郎みたいに
垂直に立つのでカワイイんです。

ちなみにこちらのオカメインコは
ももちゃんと名付けられてますが
2010年から飼っているので12歳。

人間年齢に換算すると
60歳くらいのようでして
オカメインコの寿命が12歳～18歳
と言われてるのでかなりいい年です。

そんなオカメインコですが
眺めているとどことなく
恐竜に似てるなぁ…なんて
感じることが何度もありました。

ただ、先日動物病院の先生に
話を聞いたことがあるのですが
どうやら鳥類は恐竜の一種として
学術上は分類されてるようです。

恐竜は鳥盤類と竜盤類に
分けられるのですが鳥類は
竜盤類に該当するようでして
大項目では恐竜の一種なのです。

鳥類は竜盤類の中でも
獣脚類に分類されるのですが
そこはティラノサウルスと同じ類。

つまり、オカメインコと
ティラノサウルスは生物学上では
同じ分類とされているワケです。

オカメインコを見ていて
恐竜っぽいなぁ…中でも
ティラノサウルスに近いなぁ
…と感じたのはそういう分類に
なっていたからもしれませんね。

銀は資産扱いなのか？！

まさかオカメインコが学術上、
恐竜のティラノサウルスと
同じ分類なんて意外なこと。

ただ、貴金属の世界でも
似たような話があります。

それは銀（シルバー）って
なぜ金・プラチナと同様に
貴金属資産という分類として
売買できるのか？

貴金属資産というと
メジャーなのは金とプラチナ、
そして銀（シルバー）があります。

先物取引やETFでも3つあり
現物資産としてもその3つの
取引をすることが可能です。

金・プラチナに関しては
確かに稀少性の高い金属なので
資産として取引できるのも分かるけど
なぜ安価な銀も？ってことです。

値段としては約100円/gと
金・プラチナに対して圧倒的に
安価な銀ではありますが
実は貴金属と言われるに
値する稀少な金属。

貴金属の定義としては
以下の通りとされています。

【貴金属とは】
金属のうち化合物をつくりにくく希少性のある金属の総称。
金 (Au)、銀 (Ag)、白金 (Pt)、パラジウム (Pd)、ロジウム (Rh)、イリジウム (Ir)、ルテニウム (Ru)、オスミウム (Os) の8つであり、これらを一般に貴金属元素という。

貴金属の中では最も
採れやすい金属である銀。

希少性のある金属…とあるように
銀というのはかつて金よりも
希少性の高い物でした。

食器などのカトラリーとして
今は一般的に使われていますが
これは昔からの名残。

銀の食器は一部の裕福な
貴族でしか使うことが許されなかった
そんな時代もありました。

また、金本位制度という
単語を一度は耳にしたことが
あるかもしれませんが銀本位制度
という制度もありました。

通貨価値を金ではなく銀で
判断していた時期もあったくらいで
通過として銀貨も使われました。

今でこそお金を預ける場所を
銀行といっていますが、
金行でなく銀行なのは通貨として
銀が使われていたのが背景。

そういった希少性もあるし、
金・プラチナ・銀は8つの貴金属でも
似ている特徴をもっています

どれも加工しやすくて、
見た目も綺麗であるために用途も
宝飾品用・工芸用・工業用と
ほぼ同じことに使われてます。

唯一銀だけ違う特徴といえば
変色や錆に弱い点であり、
供給量の多さと相まって
数値的な価値としてはかなり
かけ離れた資源ではあります。

資産や投資としての市場は
小さいので価格変動が大きい銀。

とはいえ金やプラチナのように
食器や工業用として必要とされる
分野がある以上、価値が無くならない
…という点では同様です。

貴金属資産として銀があるのも
このような背景があるためです。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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