金(ゴールド)もお酒も意識のある生き物

投稿日:

1303 Gold

 

アルコールが弱いもので
あまりお酒を飲まないのですが
取引先の方に格式あるバーへ
連れて行ってもらったときの話。

お酒は生き物だなんて
腕のいいバーテンダーさんは
おっしゃいますが、まさに
そんな体験をしてきました。

 

普段、私は体重を
気にすることもあり
専らのハイボール派。

なので、飲むお酒ってのは
ビールやワインよりも
ウィスキー系がほとんど。

 

そんなウィスキーで
面白い体験をしました。

 

飲んだお酒は山崎でしたが
(何年物かは忘れました)
山崎のウィスキーを
グラスに注いで一口。

そして、そのあとに
バーテンダーがグラスを
金物のマドラーで
軽くドツいて一口。

ウィスキーのストレートなので
普通に飲んでもキツイのですが
どついたあとに飲んでみると
ツンザク飲み口に豹変。

↑どっちの方が苦いでしょう?

 

まさか、ちょっとした
衝撃を与えるだけで
味が変わるとは思わず
お酒の魅力を感じた次第です。

ちなみに普段から
お酒の扱いが雑だったら
ドツいた後の味となってるようで
時既に遅し…だそうです。

 

 

全ては生き物です

…と、衝撃によって味が
変わってしまうお酒のように
金というのも生き物です。

なぜならば日々市場により
毎日値段が変わる資源だから。

 

新型コロナウイルスで
相場が荒れ気味のせいか
店頭での接客中によく
こう聞かれます…

金価格って今後

どうなりますかね?

 

つい、先日もTwitterで
同じようなメッセージを
いただきました。

 

聞かれることが多いので
可能なら明言したいのですが
変動要因が多すぎることもあり
未来の話は難しいのが現状…。

なので、過去の動向を元に
お伝えするのが精一杯。

 

基本的に金(ゴールド)の
市場というのはアメリカを主に
世界の状況により変動します。

ただ、Twitterで私が返信したように
新型コロナのようなイレギュラーな
要因によってガラッと状況が
変わってしまうこともあります。

 

そうなると、今までの
経験や知識などが役に立たず
投資家やアナリストなどを
嘲笑うかのような動きを見せます。

 

市場は生き物

…と、私が慕っている
貴金属アナリストの先生は
こうおっしゃいますが、
まさしくその通りです。

 

限られた資源である
金(ゴールド)はそのうち
掘りつくされてしまうと
供給量も限られます。

そのため、自然な流れでは
価値が高まる傾向にあるので
長期的な視点で見ると
値段は上がります。

 

でも世界はそんなに
うまく回っていないワケで
これまでも予想だにしない
有事で相場が変化しました。

金(ゴールド)は
そんな有事により価格は
上がりやすくなるのですが
そんなときに売るのが基本です。

 

だからこそ、普段の
何もない時に購入した方が
いいってことなのです。

できることなら
値段を気にせずにね。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
(名前クリックでプロフィール表示)
May the Gold be with you. 

【本日(3/28)の貴金属価格】
 ゴールド:6,242円/g(-78)
 プラチナ:3,014円/g(+10)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

 

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