金(ゴールド)はハンコ不要な資産商品

投稿日:

1504 Gold

 

ハンコってなくても
全ての書類に押さなくて
いいんじゃね?
…という声によって
急展開で始まりを見せた
脱ハンコへの法改正。

河野規制改革担当相が
打ち出した押印の廃止。

 

全省庁の行政手続きを対象として
押印制度の廃止であったり、
そもそもの書面主義見直しなど
菅総理から指示されたようです。

このまま順調に事が進めば
年内に改正され、来年1月には
関連法案の提出となるとのこと。

 

河野担当相の発言が皮切りに
菅首相も脱ハンコの必要性を強調。

一気に法改正に対する
スピードが速まりました。

もしも法案が成立した場合は
年末調整や確定申告などの手続きも
押印が不要となりそうです。

 

ハンコというアナログな
手法による作業がなくなれば
デジタル化も進むということ。

色々な行政手続きも
オンライン化が進んで作業も
カンタンに家からでも
できるようになるでしょうね。

 

このハンコ文化というのは
海外では浸透しておらず、
今の時代まで拘ったのは
日本くらいです。

なぜ海外ではあまり
浸透しなかったのかというと
ハンコというのは
簡単に作れてしまうため。

契約書など重要書類で
必要となってくるハンコ、
それが模造できてしまっては
元も子もありませんからね…。

 

ハンコ文化の1つが
無くなってしまうのは
残念なことかもしれません。

が、これも時代が
利便性を求めた結果。

政府が決めてしまった以上は
乗っかることしかできませんが
印鑑が不要となったワケでないので
その辺とは区別して欲しいところ。

 

 

取引に印鑑は不要です

はじめて金取引をする
お客様からよくいただく質問に

印鑑は必要ですか?

というのがあります。

 

現物資産である
金(ゴールド)はサイズの
違いはあったとしても
やはり高価なもの。

売買取引するにあたり
印鑑の承認印がいるのでは?
…という疑問の上での質問。

ただ、個人として
取引する場合においては
買うときも売るときにおいても
印鑑は必要ありません。

 

不動産などで契約書を
通して売買するなら
印鑑は必要不可欠な存在。

しかし、金(ゴールド)は
物としてお店で売買するだけで
本人確認さえできてしまえば、
印鑑での承認は不要。

本人のサインさえあれば
取引が可能となるのです。

 

そのかわり売買時には
注意事項などの説明を行い
しっかりと誤認がないよう
同意していただいてます。

取り扱っている商品は
タイムリーに価格が動くので
取引取り消しもできません。

今日安くなったから
昨日の取引はや~めた!
…なんてことは当然ながら
NGとなります。

 

カンタンに取引できるからこそ
商品や取引内容の説明は
キッチリと納得していただく
必要があるのです。

 

…と、ハンコは不要である
なんて政府は言ってますが、
あくまでも作業の削減。

ハンコがないと
本人証明や契約承認などで
困るシチューエーションも
当然ながらあります。

不要な手間は無くなれど
日本らしいハンコを使う文化は
あった方がいいかなとは
個人的に思ってます。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(10/17)の貴金属価格】
 ゴールド:7,137円/g(-22)
 プラチナ:3,323円/g(+0)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

 

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