2946 Gold
数年前に当店で結婚指輪を
買ってくれた後輩から連絡。
結婚生活で太ったので
サイズを大きくして欲しいと
依頼がありました。
ただし、その後輩は
広島県生まれでも今は
愛知県住まいなので指輪を
送ってもらうことに…。
ただ、私に連絡くれるまでは
地元の宝石店へ持ち込んで
サイズ直しする予定だった模様。
ではなぜ、他店で指輪の
サイズ直しをしようと思ったのに
やめたのかというと以下のように
言われたためでした。
”この指輪はPt1000で表面が
コーティングされているから
壊れてしまう可能性がある”
確かにPt1000素材の指輪は
サイズ直しのために熱を入れて
切断したりすると割れてしまう
可能性はあります。
また、鍛造製法であったり、
ハードプラチナといった独自製法なら
サイズ直しできないこともあります。
ただ、指輪を納品した際の
購入履歴を見たところ
素材はPt900のハズでして
特にコーティングもしてないもの。
もしもその宝石屋の話の通り
コーティングだけPt1000でも
中身がそうでなければあまり
問題のないことではあります。
当店で納品した商品で当然
商品のことも把握してますので
送ってもらうこととなりました。
ちなみに先ほど出てきた
Pt1000という刻印ですが
プラチナの純度を千分率で
表したものではあります。
となると1000/1000で
純度100%の意味ですが
厳密にはそうでないもの。
日本で純プラチナの定義は
99.9%なので、100%でなくても
純プラチナと名乗ってOKなのです。
ゴールドとプラチナの違い
純金も純プラチナも日本では
純度99.9%以上であれば、
そう名乗ってもOKと定義されてます。
ちなみになぜ純度100%でなくても
99.9%あればいいのかというと
技術的に不可能であるため。
これは硬化剤であったり、
塵や空気などが入ってしまうので
インゴットなり金貨なり
ジュエリーなり製品化するにおいて
純度100%を実現するのは難しいのです。
資産用のインゴットやコインには
必ず純度刻印が施されてます。
この純度ですがゴールドと
プラチナで以下の通り若干違いが
あるのをご存知でしょうか?
ゴールド:99.99(999.9)
プラチナ:99.95(999.5)
資産用のということで
基本的には限界までできる
高純度な物が採用されます。
となるとゴールドは
フォーナインと呼ばれる99.99%、
プラチナは99.95%なのです。
なぜプラチナの方が若干
低いのかというとまさにそれが
純度を上げる精錬技術の
限界であるからなのです。
資産用の純度は基本的に
先ほどお伝えしたもの。
たまにあるのですが、
銘柄によってはゴールドでも
999や999.5(99.95)と刻印された
インゴットやコインがあります。
プラチナであっても
999など”.5”の刻印が
入ってないものもあります。
そういった場合には
買取価格において不利になる
…なんてこともあります。
インゴットや金貨の純度を
チェックするときは”9″の個数で
意味が変わってくるので要注意です。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
【本日(9/30)の貴金属価格】
ゴールド:13,499円/g(+68)
プラチナ:5,138円/g(-62)
※田中貴金属公表の税込小売価格<ノイズを消し去るピンキーリング>
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