金とプラチナのスプレッド(売買差)が変化した理由

投稿日:

1315 Gold

 

FXなどをはじめ
金やプラチナもですが
投資には必ず売買差という
スプレッドが発生します。

つまり、これがあるがために
当日に購入して即売却しても
必ずマイナスになるってことです。

これは市場で値動きする物には
ほとんど掛かってくる取引の
手数料みたいなものです。

 

現物の金やプラチナでも
このスプレッドは発生するのですが
日本国内の地金商でいえば
ほぼ差額は同じです。

地金商は自社製造のブランドであり
製造や保管のコストが掛かりますが
どこもそのコストは同様であるため。

ちなみに買取屋や質屋、
商品取引会社の場合は
自社ブランド商品ではないため
コストが掛からずスプレッドが
安い場合もあります。
(ブランドや品質に難はありますが…)

 

で、ここ十年ほどは
このスプレッドは変動なく
稼働している状態でした。

ですが、このスプレッドは
FXなどの為替取引と同様で
急に変動することがあります。

 

 

で、実は先月から金とプラチナの
現物取引において、スプレッドが
変動したのをご存じでしょうか?

 

以前はプラチナよりも
金(ゴールド)の方が
スプレッドは高かったのですが
今では同じスプレッドなのです。

では、なぜ突然スプレッドが
変動してしまったのでしょうか?

今回はその点について、
お伝えいたします。

 

 

スプレッドが変わる理由

現物資産としての
金やプラチナは日毎更新なので
やたらめったらスプレッドが
変わることがありません。

ただ、スプレッド自体は
金(ゴールド)に限らず
様々な投資商品に存在し、
ちょくちょく変更されてます。

 

で、スプレッドの変更が
起きる主な理由としては

急激なレート変化

商品流動性

があります。

 

基本的に値段が高騰すると
スプレッドは大きくなり
逆に相場が暴落してしまうと
スプレッドが小さくなります。

特に金(ゴールド)は
昨年6月頃から一気に価格が
上がる急なレート変化を見せました。

一時的な上昇であれば
スプレッドが変わるほどでは
なかったかもしれません。

しかし、過去最高値に近い
6,000円/g台を維持しているので
スプレッドの幅も大きくなった
…ということです。

 

また、価格変動が大きく
商品の流通量が増えたことも
スプレッド変更の要因でした。

徐々に高騰してきた金は
世界情勢・将来への不安感により
買われ続けている傾向です。

それに対してプラチナは
価格が下がったことにより
販売中断のお店が出てくるほど
購入量が増えました。

 

そのため、スプレッドが
拡がった金(ゴールド)に対し、
プラチナは価格下落によって
スプレッドが狭まりました。

 

この度、急遽変更となった
スプレッドは今まで変わらずに
維持していた状態でした。

そんなスプレッドがこの度
変更されたっていうことは
ここ最近の相場で安定した
とも受け取れます。

個人的には金を持ちたいし
プラチナを売りたいので、
金は安くなって欲しいし、
プラチナに限っては高騰を
願いたいところなんですけどね。。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(4/9)の貴金属価格】
 ゴールド:6,383円/g(+19)
 プラチナ:2,931円/g(-9)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

 

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