金（ゴールド）の買い時は価格より世間体

1057 Gold

予想以上に金価格が
上昇してしまった6月。

7月になっても
上昇した反動を見せず
ジワジワと上がってます。

と、そんな調子なので
買取が多い日々ですが
もちろん購入に踏み切る方も
いらっしゃいます。

ひょっとしたら、
まだ上がるかもしれない…

これ以上はあまり
下がらないかもしれない…

将来の動きをこう考えて
今が買い時だと思う方だって
いるワケです。

…と、人によって
考えが異なるわけですが
高い価格の状態が続くと
こんな質問が多いのです。

これから金価格は
どうなっていくの？
今は買い時なの？

ハッキリ言って
本当にこの手の質問は
どう答えて良いのか
難しいところ。

ただ、通常見せない
高騰ぶりをみせた
最近の価格変動を見ると、
一般的には売った方が
良いと思うのは明らか。

ですが、やはり金の
本当の価値や目的を知ると
できれば価格なんて
気にしない方がよいのです。
（なかなか伝わりませんが…）

あの時に買っておけば良かった…

バーやコインなどを
相続や贈与によって
受け継いだ方がたまに
こんなことをおっしゃいます。

10年前に金（ゴールド）を
買っておけば良かった…

10年前頃っていうと
金価格はg単価2千円後半と
今に比べるとだいたい
約半分くらいだったころ。

そりゃ現在の価格を
10年前の当時に知ってれば
誰もが買いますよね。

でも、誰かがそのときに
予想していたのでしょうか？

ほとんどの方がここまで
高騰すると思わないですよね。

では、これを現在の
今生きている軸で見ると
今後2倍になることは
ほぼないかと思うのです。

過去の金価格の最高額は
1980年の6,495円/g。

約40年間この価格は
破られてません。

では高騰する見込みが
薄いのであるならば
金っていらないのか？？

そうではありません。

もともと金（ゴールド）を
持っておく目的というのは
あなたの資産を守るため。

10年20年後にどんな事態が
起きても価値がなくならない
資産を持っておこう！！

…というのが目的です。

お金に困ったときに
あっ、あの時の金があった
…なんてときに売るのが
本来の金のあり方です。

そして、売る時に
たまたま買った時よりも
値段が倍になって儲かった。

実はそれだけのことです。

最高値となった1980年は
旧ソ連によるアフガニスタンの
軍事介入であったり、
イラン・イラク戦争などで
金は高騰を見せました。

戦争や紛争が起こると
不安感から投資よりも
守りの資産へ走る動きが
目に見えた時だったのです。

将来的に日本でなくても
海外での戦争というのは
100%ないと言い切れません。

そんなときのための
資産が金（ゴールド）なのです。

値段を気にしても
もちろん良いとは思うけど
気にしすぎるとあっという間に
10年経ってるかもしれませんよ。

だからこそ、
今なら買えるかな
ってときに持っておくのが
最も良い方法なのです。

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(7/25)の貴金属価格】
　ゴールド：5,383円/g（+28）
　プラチナ：3,390円/g（+74）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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