大昔、ゴールドよりシルバーが貴重だった理由

2287 Gold

最近はセミナーも打ち合わせも
オンラインが増えてきました。

コロナ過でやむなしで
行っていたことが今となっては
当たり前になって来てます。

導入当時はカメラなどの機材、
ソフトの操作などあたふたしましたが
今ではかなり慣れたものです。

経営者が集まる勉強会でも
ちょっと前までメカに弱く、
オンラインに不満を持つ方も
たくさんいらっしゃいました。

が、今ではそれを受け入れないと
時代に、周りについていけない…
そんな風習になりつつあります。

私はコロナ禍より前から
Zoomを使っていたこともあり
四苦八苦することはなし。

IT業界にいたこともあって
カメラやパソコン、マイクに
ミキサーなどの機材を使うにも
すんなり入ることができました。

なので、コロナ禍入ってもすぐ
オンラインでのセミナーを開催でき
多数の方に参加いただいたものです。

そんなセミナーですが、
数年前から講師をさせていただいてる
中国新聞文化センターの1日講座。

来年1月に開催予定なのですが
今回からはWebでのオンデマンドも
受講できるようになりました。

ということで、今回からは
聴講者だけでなく、録画機材にも
向かってお話しします。

今回お伝えする内容としては
”ゴールドの基本のキ”と題して
歴史を深掘りした内容をお伝えします。

どのように使われてきたのか、
そして過去どのような要因によって
大きく価格が変動してきたのか？

その辺りを90分ほどみっちり
お話させていただきますので、
ご都合の合う方はご参加ください。

詳しくは以下のサイトを
ご覧くださいませ↓↓

＜1月20日：ゴールドの基本のキ！＞
https://www.c-culture.jp/service/lesson.do?lno=31015

＜オンラインオンデマンド配信＞
https://www.c-culture.jp/service/lesson.do?lno=31054

ちなみに中国新聞文化センターの
講座は会員制となっておりますが、
会員登録なしでも聴講はできます。

上記サイトは登録しないと申し込みが
できないので、もし登録不要という方は
以下のフォームから直接ご連絡くださいませ。

＜ナカオカ問い合わせフォーム＞
https://nakaoka-inc.com/contact/
※内容欄に「2023年1月ゴールド講座」と記入ください。

ゴールドとシルバーの関係

今回はセミナーでも話す予定の
ゴールドに関する歴史のひとつを
シェアしたいと思います。

どういった内容かというと
最近ホットなシルバーとの関係。

で、その話というのがかつては
ゴールドよりシルバーの方が
貴重品として使われていたというもの。

これはオリンピックの
メダルにも多少まつわる話。

オリンピックの金メダル、
実はメッキ品で中身はシルバーが
使われているのは有名な話。

これもかつてシルバーに
価値があったことを示している
歴史のひとつでもあるんです。

ではなぜシルバーの方が
ゴールドよりも貴重だった時期が
あったのかというと
２つの背景がありました。

①採掘することが困難
②加工技術が必要

ゴールドは鉱山だけでなく
砂金など川底で採れるものもあり
採掘も比較的簡単にできました。

それに対してシルバーは
砂金のように簡単に採掘できず
過酷な坑道を通り銀山でしか
採ることができない資源。

採掘技術が上がるにつれて
シルバーが採れやすくなったのですが
ゴールドよりも価値が高かったのは
供給面での理由があったのです。

そして、もうひとつが
シルバーはゴールドよりも
加工が難しいという点。

鉱山から採れたシルバーは
岩石などと混ざっているので
抽出することがゴールドより
困難であり、なおかつシルバーは
錆びてしまう素材でもあります。

抽出する技術、加工する技術、
この技術が発達していない時期は
これらがやりやすいゴールドの方が
価値が低かったワケです。

11世紀頃まではこのように
シルバーの方がゴールドよりも
貴重だった時代が続きました。

しかし、採掘や加工、抽出技術の
進歩によって次第にゴールドの方が
価値は上がっていきました。

今では誰もがシルバーよりも
ゴールドの方が価値は高いものだと
認識していますがかつては
そうではない時代もあったのです。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

【本日(12/11)の貴金属価格】
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