金(ゴールド)の重量表記が国によって異なる理由

投稿日:

1574 Gold

 

ショッピングモールへ洋服を
買いに行ったときのこと。

良いジーンズが欲しく、
いつもならばユニクロで
済ませるのですが珍しく
EDWINのものをチョイス。

やっぱりモノが違うので
生地もですが履き心地が
抜群に違うワケですよ。

 

ただ、さすがは
海外ブランドだけあって
全然サイズが合わない(笑)

足の長さも外国人仕様なのか
えらい長い造りになってて、
ユニクロならカット不要ですが
裾直しが必要となります。

足の長さで合わせると
太ももやお尻がパンパンで
全くもって履けない…。 

 

型は崩れど裾直しするか、
減量して足を細くするしか
対処法がないんですよね。

 

と、洋服を買う時に
海外と国内ブランドで
異なって記載されている
情報があります。

その情報とは
着るときの目安となる
サイズの表記。

 

特にパンツのサイズなんて
ユニクロに慣れていたので
センチからインチへの
変換がよく分からず…。

行ったお店ではその
変換表のパネルが少なくて
結局スマホで調べる始末。

 

こういった衣服のサイズが
標準化表記されてないのは
いつも疑問に思います。

ま、これも国によって
標準的な体型が違うから
なのかもしれませんね。

 

 

国によって違う単位

金(ゴールド)の世界でも
サイズというか量の単位が
世界によって異なります。

アメリカやイギリスでは
トロイオンス(31.1035g)ですが
日本ではグラムが使われてます。

 

この金の重さ単位について
なぜ統一されていないのか?
…というのを聞かれたので
お応えしたいと思います。

 

世界の金市場でトロイオンスが
使われている理由ですが
そもそもの発祥というのが
トロイで生まれたオンスなのです。

 

トロイという言葉は
フランスにある都市名であり
中世時代は金だけでなく
銀などの貴金属市場として
取り引きが盛んな街でした。

そこではオンスという
重さで取引されており
トロイオンスであって
ヤードポンド法における
重量単位のひとつなのです。

 

しかし、時代が経過して
単位も標準化されるようになり
国際標準のメートル法が誕生。

日本ではこのメートル法を
遵守するようになったので
重量単位は全てグラム(g)が
使われるようになったのです。

つまり、世界の金市場は
昔の名残といいますか
取引単位がそのまま継続され
トロイオンスが基準です。

 

現物の金商品としては
主にインゴットとコインの
2種類が取引されています。

企業が製造するインゴットは
国際標準のグラムが適用され、
政府(造幣局)製造のコインは
市場単位のトロイオンスが適用。

世界で流通するコインは
市場単位であるトロイオンスで
取り引きされているワケです。

 

ちなみに国際標準で
グラムを適用している日本では
オンス単位は金貨にしか
使われてない言葉。

そのため、金取引以外では
なかなか聞きなれない言葉
だったりするのです。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
(名前クリックでプロフィール表示)
May the Gold be with you. 

【本日(12/26)の貴金属価格】
 ゴールド:6,959円/g(+18)
 プラチナ:3,863円/g(+29)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

 

【今週の逸品】
幾何学模様の透かし系ペンダント。
鏡面加工とカット入りの2つの面で楽しめるデザインとなっております。

素材:18金ホワイトゴールド
詳細:https://jewelry-nakaoka.stores.jp/items/5f968bf90eb24a1a7a193dd9

 

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