金（ゴールド）を保管するのに適した金庫とは

1863 Gold

真夜中にお店の警備会社から
電話が掛かってきたので出ると
「お店に誰か残ってますか？」と。

さすがに夜12時も過ぎており
誰もいるハズがないので
「こんな時間に誰もいないはずです」
と伝えると、警報が反応したらしく
その連絡のための電話でした。

今までも極稀にこういった
誤警報はあったのですが
あまり真夜中にはなかったので
ドキドキしながら会社へ。

昼間は賑わう商店街も
夜中はさすがに人通りもなく
灯りが付いていたのは
弊社の隣にあるコンビニくらい。

警備会社の人と一緒に会社へ
行ってきたのですがこれといって
侵入された形跡もなくて
問題なしとなりました。

エアコンが付いたままだったので
ひょっとしたらディスプレイや
店内に収めたのぼりに風が
反応したのかもしれません。

もしくは物ではなくて、
ネズミなどの小型動物が
動いたところに反応したのか…。

とにもかくにも何事もなく
帰ったのですが真夜中に起こされ
帰ったのも早朝手前だったので
ついでにそのまま起きて
ガサゴソやってました。

弊社へいらっしゃるお客様も
中にはセキュリティを掛けたり
バカでかい金庫などで盗難防止の
対策を行っている方がいます。

そんな方からも今回のウチと
同じような誤警報もあったようで
まさに敏感に反応するからこそ
セキュリティの意味があるんだと
感じた次第です。

金庫は金庫でも…

金（ゴールド）を買われた
お客様から保管場所に関することを
聞かれることがあります。

これはちょくちょくあるのですが
先日もっと踏み込んで金庫について
聞かれたことがありました。

インゴットや金貨を置くのに
どんな金庫がいいのか？

金庫というのは以下のように
大きくふたつの種類があります。

①耐火用金庫

②防犯用金庫

耐火とあるように火事などが
起きたとしても金庫内は一定の
温度を保つ性能となっており
特に書類やお金などに向いたもの。

ただ、たいていの金庫には
この”耐火”と書いてあるのですが
きちんとJIS規格に沿ったものでないと
意味がないので要注意です。

また、耐火性能は高い反面、
鍵がこじ開けられやすい作りで
盗難には弱い特徴があります。

そして、防犯用金庫ですが
これは鍵を破壊したり解錠したり
金庫をそのまま持ち去ったりと
するのが難しい金庫です。

ただし、耐火性能が劣るので
書類というよりかは宝飾品や
貴金属品などの高額品の保管に
向いている金庫でもあります。

では金を保管するのに
どちらがいいのかというと
耐火性能の高い防犯用金庫

金が溶ける温度（融点）は
1064度であるので理論上、
それを超えなければ形状が
崩れることはありません。

なので、この融点を超えない
耐火性能を持った防犯金庫が
オススメということです。

これで100%防げるかというと
盗難リスクもキリがないのですが
金庫を選ぶ際は今回お伝えした基準を
参考にしてください。

金庫と言っても数千円程の
安い商品もありますがその多くは
金庫として意味をなさない
性能のものばかりです。

まず金庫を買うにしても
安いものというよりかは
性能面で選ぶことを勧めます。

でないと紹介したような
防犯とも耐火とも言えない金庫は
保管しても全く持って無駄ですので…。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(10/12)の貴金属価格】
　ゴールド：7,074円/g（+53）
　プラチナ：4,085円/g（-33）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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