現物資産のゴールドは買ってもすぐ利益は出にくい資産

投稿日:

3077 Gold

 

LINEのお問い合わせで
こんな質問をいただきました。
”コストコで買ってすぐに売ったら
少なからず利益は出るのですか?”

ブログに張っていた
LINEからの問い合わせなので
恐らくコストコか何かの記事を
みての質問でしょう。

コストコのインゴットは
日本マテリアル製なのですが
バーチャージが無料なので
恐らくそう思われたのかと。

 

確かに手数料が無料なので
その分、換金性は有利ですが
残念ながら難しい話。

というのも小売価格と
買取価格にはスプレッドという
差額が必ず生じるもの。

これはどの地金商、小売店も
設けているものでして、
買った日に売ってしまっても
損するようになってます。

 

スプレッドの差分、
相場が上がればそれだけ
利益に近づきます。

スプレッドは170円/g弱ほど
設定されているところが多いので
それだけ相場が上がらないと
利益にはならないのです。

なので、結局のところは
相場次第というのが回答ですが
この相場は先読みできないもの。

 

長期的に運用するならば
スプレッド分、相場が上昇するのは
あり得る話ではあります。

ただ、今回は”すぐに売ったら”
ということだったので、そうなると
話は変わってくるもの。

あまりオススメしません!
とお伝えしておきました。

 

 

すぐ売るなら現物はやめるべし

その後、LINEの方から
電話が掛かってきたのですが
なぜ長期取引向きなのか?
というところを深く説明。

ゴールドがそもそも
長期運用向きであるのは
人の手で作ることができない
限られた資源であるため。

ゴールドは地球誕生前から
存在している貴金属であり、
産出量が限られてます。

 

幸いなことにまだ
リサイクルで賄えるので
鉱山から産出できなくても
買えなくなる!という
状況にはなりにくいでしょう。

ただし、限度があるワケで
世の中の流通する量は限られるので
産出量が限度に近づくほど
価値も高まりやすいのです。

といった商品としての
長期運用に向いているのですが
現物は他の先物やETFよりも更に
長期向きな理由があります。

 

それは価格の変動が
リアルタイムではないため
取引できるタイミングに
制限があるということ。

先物やETFは市場が
開いている間は値段が変動し、
好きなタイミングで売買できます。

その日に高くなったり
安くなったりするので、タイミングを
見計らって少量で取引ができますし、
手数料も現物に比べると安く済みます。

 

しかし、現物の場合は
日単位であるため、基本的に
終日値段が動くことはありません。

取引できる機会が少ないので
それだけ利益を得ることが
難しいということになります。

ゴールド自体は長期運用向き、
現物で持つならなおさら
長期運用向きってことです。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(2/8)の貴金属価格】
 ゴールド:15,395円/g(+61)
 プラチナ:5,337円/g(-32)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

<ノイズを消し去るピンキーリング>

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