インゴットの刻印情報、購入店次第では役に立たず

2305 Gold

昨年と一昨年は暖冬で
雪なんてほぼ見なかったけど
今年は打って変わってよく降ります。

広島市内とはいえ北部では
良く降るけど中心部はそこまで
ひどい雪はありません。

ですが、今年は風に雪に
なかなか酷い気候でして、
何度か朝起きて雪かきも…。

数日ほど雪が積もる中での
自動車出勤もあったのですが
広島市内の街中と思えず
スキー場近くの道にも見えましたね。

昨年は1回スノボーに行ったけど
年を取れば取るほど寒いとこには
行きたくないと思うように（笑）

と、今年は完全に油断しており
自動車もスタッドレスタイヤに
交換してなかったので慌てて
かかりつけの自動車屋さんへ。

家から引っ張り出した
スタッドレスタイヤですけども
数年使ってないせいか袋も
かなりボロボロで色も変色。

10年ほど前に買った
スタッドレスタイヤだったので
ノーマルよりかはましでしたが
もう今年で限界です。

ゴムもかなり擦れており、
バーストこそしてないものの
雪道での効果はほぼ気休め程度。

前後の動きはまだ雪道でも
制御が効いたのですが、
カーブだと少し怖かったです。

ちなみにスタッドレスタイヤが
なぜ10年ほど前のものであるか
分かったかというと実はいつ作られたか
マークされてるようです。

アルファベットと4桁の数字が
タイヤの側面にあるようでして、
上2桁が製造週、下2桁が製造西暦年。

まさかそんな情報がタイヤに
入ってるなんて知りませんでした。

商品次第でいつのものか分かる

年末年始はどうしても
ゴールドやプラチナの買い取りが
多くなってしまうもの。

急な出費が必要となったり、
タンスや金庫から出てきたり、
何かと資産の断捨離を行いやすい
そんな時期であるため。

そんな買い取りとセットで
よくいただく依頼があります。

その依頼というのが

購入価格の調査

自身で購入したものなら、まだ
当時の伝票があるかもしれませんが
そうでなければ大抵分かりません。

金取引は原則として、
購入者と販売店のみでの取引で
関与していないと把握が困難なもの。

身内であるからといえど
購入した人から伝票なり資料なりの
情報をもらっておかないと
いくらで取引したかは分かりません。

ただ、購入者自身であっても
何十年も前の伝票ともなると
紛失されるケースがあります。

そのため、ゴールドを手放す際に
いくらで購入したかの金額を
知るために依頼されるワケです。

では購入価格の分からない、
購入した時期も分からないとなると
一体どうすればいいのか？

それらの情報を把握するのに
重要となるのがインゴットや
金貨に刻印された情報です。

インゴットの場合には
製造時に刻印される地金番号、
金貨に関しても製造年が
その商品自体にあります。

地金番号に関しては
そのインゴットを製造した会社に
問い合わせることでいつ作られたか
把握できる可能性があります。

そして金貨に関しては
地金番号はないものの発行された
西暦が刻印されているので
大枠としては把握できます。

なので、ひょっとしたら
購入時の伝票が無くなってても
商品に刻印された情報次第では
把握できるかもしれないのです。

ただ、いくらそのような
情報が刻印されていたとしても
注意しないといけないことがあります。

それは

再販商品は通用しない

という点。

インゴットにしろ金貨にしろ、
製造後に一度違う持ち主に渡り、
それを買取再販した業者から手にすると
刻印情報と乖離する可能性もあります。

お店によってはこのように
再販する業者も要るワケでして
もしもそのときの伝票がなくなると
本来の情報とは違う購入情報しか
把握できなくなるリスクがあります。

インゴットにしろ金貨にしろ
資産運用として保有するならば
再販商品でなく、誰の手にも渡ってない
新品を納品してもらえるお店での
取引がベターですね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(12/29)の貴金属価格】
　ゴールド：8,617円/g（-2）
　プラチナ：4,846円/g（-51）
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