規制や買取査定に引っ掛からないインゴットを買う際の注意点

2337 Gold

今月値上げとなった
SEIKOの上位ブランド
GRAND SEIKO。

当初はメンズモデルが
メインであったのですが
数年前からレディースモデルも
展開したのもあり人気が出てます。

メイドインジャパンであり
何より時間の精度が高かったので
弊社でも結納返しとして選ばれた
腕時計ブランドではありました。

で、今回の値上げもありまして
駆け込み需要といいますか
何本か注文をいただきました。

その限定版のモデルが
先日お店に届いたのですが
やはり実物を見るとかなりいい。

ネット上で写真もあるけど
実物の質感、付けた感触など
やはり時計というのは着けないと
その良さは伝わりにくいですね。

1本は何十万円、もう1本は
100万円UPの商品なのですが
その値段に相応しいモデル。

腕時計っていうと国産か
舶来かで好みが分かれます。

ここ最近はROLEXや
Patek Philippeが人気でして
これはウチでは入らないのですが
問い合わせでダントツに多いブランド。
（入らなくはないけど、まぁ高い高い…）

ただ、舶来時計が人気な反面で
ジャパニーズブランドが好きで
そこにこだわる方もいらっしゃいます。

クォーツ時計の先駆け的存在、
世界初のGPSソーラーウォッチなど
デザインというよりも機能面において
強いのが国産時計の特徴でもあります。

見た目でなく、時計としての
本質を求める方にとってすれば
国産に走る傾向にあるようです。

必ずブランドを確認！

時計はあくまで趣向品なので
国産、舶来どちらを購入しようが
好みに応じてかと思います。

ただ、ゴールドに関して
特にインゴットに関していえば
国産にこだわって欲しいところ。

なぜならば、このブログでも
何度かお伝えしているのですけども
買取店に規制が入っているため。

ゴールドの密輸増加により
海外ブランドのインゴットは
買取できない店舗が増えてます。

そして、お店によっては
海外ブランドであることが理由で
買取価格が下がることもある様子。

そのようなことを経験された
お客様が最終的に当社へ辿り着くので
海外のインゴットをお持ちの方は
大変だった思いをよく話されます。

買取が規制されているため
これまでは再販していた業者も
海外インゴットの買取を
行わないようになりました。

その結果、買取りできる店が
かなり限られてきているという
状況ではあります。

そんな海外インゴットは
今でこそ店頭で渡される機会は
かなり減ってきているものの
ゼロではありません。

やはりお店によっては
色々と理由を付けては信用させ、
納品するところもある様子。

先日お持ちになった方は
他店で買われたようですが、
”ブランドは納品時まで分かりません。
ブランドを指定することはできません。”
…ということで渡されたようです。

確かに品質としては問題なくても
ブランドによってはこのような
買取店が限定的になってしまったり
価格が下がってしまう…ことがあります。

だからこそインゴットは
購入するときが重要です。

国産ブランドを確実に購入でき
信頼・信用できるブランドを
取り扱っているお店である。

そして、買う時だけでなく
売る時のことも考えてくれる
お店がいいということです。

ちなみにブランドはどこがいい？
…ということもたまに聞かれますが
・LBMA（ロンドン貴金属市場協会）
・（一社）日本金地金流通協会
の両方に加盟していればOK。

これに加盟している地金商の
ブランドであれば、よほどでない限り
買取価格が下がったり、買取りできない
…といったトラブルにぶつかることは
まずないかと思います。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

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