銀貨に続き金貨もチャールズ皇太子に！意匠変更が遅れる理由は…

2802 Gold

先月ブリタニア銀貨を
購入したという記事を
更新しました。

で、その記事を見たという
当店のお客様も同じサイトで
ランダムブランド銀貨を購入。

私と同じくブリタニア銀貨が
届いたってことで
話が盛り上がりました。

野口コインというお店で
ランダムに送られてくる
ランダムブランド銀貨。

お客様の声も多いのですが
意外と購入される方、
多いみたいですね。

当店では銀貨の販売を
行っておりません。

なので私と同様のお店で
購入されたようですが、
そのお客様にとって銀貨は
やはりコレクション。

単価が安いから数枚持ってても
資産としては微妙だからね…
とのことで今は色んな銘柄の
銀貨を購入されてるようです。

ちなみにそのお客様は
ランダムブランド銀貨で
ブリタニア銀貨が届くも新しい
チャールズ皇太子のデザイン。

ただ、せっかくコレクションで
持つのであればってことで
少し前のエリザベス女王の
銀貨も買われたようです。

”どうせ安いんだから
ひょっとしたら将来的に
稀少性が高まるかもね”
ってことでのご購入。

ちなみに他の銀貨として
イーグル銀貨、ウィーン銀貨、
パンダ銀貨もお持ちでした。

私よりもいつの間にか
たくさんの銀貨を持ってるのは
ビックリしましたね(笑)

銀貨なのでサイズ的には
1oz（約31g）とインゴットより
物足りない感じはします。

とはいえ銀貨の魅力は
何と言ってもデザイン。

コレクションとのことで
嗜好品として持つのであれば
集めて楽しめる資産としても
いいかもしれませんね。

順次デザインが変わります

そんな銀貨ですけれども
エリザベス女王が刻印されてた
メイプルリーフ金貨。

この金貨もしばらくは
デザインが変わらずでしたが
この4月末から1ozサイズに関して
順次デザインが変わります。

先ほどの銀貨と同様に
チャールズ皇太子へと。

まだ当店には現物商品は
ないけど田中貴金属直営店では
徐々に新デザインの金貨が
納品されております。

そのため、当店にも
そのうち新しいデザインの
メイプルリーフ金貨が
入ってくるとは思います。

で。国王が変わって金貨の方は
なかなかデザインが変わらずでしたが
金貨ならではの背景がありました。

というのも金貨というのは
品質管理がかなり厳格な商品。

銀貨に比べると商品化において
細かな品質チェックを受けるものでして
それにより時間が掛かった模様。

たとえばブリタニア銀貨の
チャールズ皇太子ですが細かく見ると
作りが金貨より甘いのです。

↑新品開封したばかりのブリタニア銀貨

この写真だとチャールズ皇太子の
首に点サイズですが小傷があったり
ミルクスポットという白っぽい箇所が
鼻先あたりに発生しています。

銀貨というのは単価が安いので
日本円などの流通コインに近い
品質基準で作られています。

そのため、出荷する時点で
このように傷が付くことも
少なくはない代物なのです。

ちなみにミルクスポットは
銀貨ならではの現象でして
世界共通でのもの。

銀貨にミルクを垂らして
シミになったような現象で
保管方法や場所に関係なく
出てしまうことがあるもの。

銀貨はシルバーを溶かして
そのあとに冷やして作られますが
洗浄時の成分がシルバーに反応して
時間の経過と共に出るもの。

そのため、一度出ると
消すことは難しいのが
このミルクスポット。

金貨ではこのような小傷、
ミルクスポットは置きません。

それはひとつひとつの商品が
流通用メダルよりも厳格に
品質管理されているため。

銀貨に比べると金貨は
工程に時間が掛かってしまうし
品質管理が厳しくコストも
多く発生してしまうのです。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(5/9)の貴金属価格】
　ゴールド：12,755円/g（+16）
　プラチナ：5,438円/g（-3）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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