金貨で重要なのは高く売るよりも幅広く売れるか

投稿日:

3159 Gold

 

当店のお客様が先日、
アンティークコインに関する
セミナーをオンラインで受講。

Youtubeを見ていた際に
たまたまアンティークコインの
動画がオススメでUP。

金貨に似ているキャッチに
釣られてその動画を見るうちに
無料のオンライン講座があった
ということで参加されたようです。

 

で、その講座で話を聞くも
これってどうなのかな?
ということでご相談。

なぜならその講座では
利益・匿名性・取引のしやすさと
3つのメリットを大きく謳った内容。

取りやすく数年で倍以上、
支払調書対象外で匿名性が高く
世界中で取引しやすい資産である。

 

話を聞く限りはそういった
内容の講座だったようです。

アンティークコインは
投機性が高いので利益になりやすい
という点は知ってた上で受講。

ただ、匿名性であったり
世界中で取引しやすいのか
疑問に残った点がいくつかあり
私に質問がありました。

 

まずは支払調書が
対象外であるということ。

支払調書というのは売却時
200万円を超えた場合に買取店が
税務署へ提出する調書。

ではアンティークコインだと
対象外なのかというと私の認識では
半分あってますが半分違います。

 

何が違うのかというと
アンティークコインも
金貨やプラチナ貨ならば
対象となるということ。

国税庁のHPによると
支払調書の対象となるのは
金地金等となってます。

”等”と記載されてますが
対象としては金・白金地金、
金貨・白金貨の4つ。

 

ということは金貨も
白金(プラチナ)貨は
支払調書の対象。

アンティークコインという
骨董品扱いであるとはいえ
金貨である以上、支払調書の
対象となるハズなのです。

 

 

売却時に幅広く売れるか

もう一つ気になったのが
世界中で取引しやすい点。

確かにアンティークコインは
世界のマニアや収集家がこぞって
必要とする物かもしれません。

では、世界どこでも
売れるとして、どんなお店でも
いいのかというと微妙なところ。

 

買ってくれるお店はあれど
その価値を加味してくれるお店を
選定しないといけないってことです。

高額なアンティークコインだと
鑑定書がついているものもありますが
それはあくまでアンティークコインを
扱っているお店でしか通用しない
可能性は高いものです。

たとえば、当店のような
リサイクルとして買い取るお店は
そう言ったものはアテにならず
機械的に市場価格に合わせて
売却されてしまいます。

 

そうなると買ったときより
安くなるケースがほとんどに
なってくるような気もします。

そのお店選びも地元なら
なんとか分かるかもしれませんが
海外でその情報を調べれるのか?

私としてはそういった
背景があるのでハードルが
高いかなぁとは思います。

 

となれば、安定的に
売買するためにも大事なのは
希少性よりも流通量。

アンティークコインは
発行枚数が少なく、長年経過した
希少性の価値を持つコイン。

だからこそ、その価値が
分かるお店でないと取引する
意味ってのはありません。

 

しかし、流通量が多い
地金型金貨であれば、どこでも
安定した金額で取引しやすい
そんな商品ではあります。

アンティークコインは
売る場所さえ間違えなければ
大きな利益を手にすることが
できるかもしれません。

しかし、それはなかなか
海外となると難しい話なのかなぁ
…なんて感じた次第です。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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【本日(5/2)の貴金属価格】
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 プラチナ:5,101円/g(+88)
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