ソウルオリンピック記念金貨!コイン側面のギザギザの意味!?

投稿日:

1137 Gold

 

朝一番でお客様がご来店!

 

お急ぎのようでしたが
どんなご用かお聞きすると
要らなくなったコインを
売却したいとのこと。

家の中を掃除していて
出てきたというそのコインは
31年前にとある記念で
販売されたもの。

 

今から31年前の
1988年。

 

当時何があったかというと
4年毎のオリンピック。

ということで、1988年の
開催場所であった韓国の
ソウルオリンピックの
記念コインでした。

 

お持ちになられたコインは
購入時のケースもあり、
保証書も併せてありました。

そんな保証書には
コインの重さだけでなく
純度まで明確に記載。

オリンピックの記念コイン
ってこともあって品質証明も
それなりにされていたのです。

 

…ということで、
鑑定させていただいたのですが
保証書を見ると純度が
純金ではないコイン。

オリンピックコインでは
ほとんどが純金製であるため
驚きを隠せませんでした。

 

 

純度が高いと側面は…

通常、こういった金貨は
純度の刻印が入るケースが
多いのですが今回のには
刻印がありませんでした。
(韓国語が読めなかっただけ?!)

 

なので、保証書があっても
金貨の一部を削ったところに
X線を当てて純度を計測します。

↑純度刻印がないと一部を削ります

 

が、今回はこの金貨を見て最初
たぶん純金だろうな~
と私は思い込んでいたんです。

 

それは側面のギザギザ↓↓

 

資産用として扱われる
金やプラチナ素材のコインは
側面にギザギザがあります。

それは削り取られた際に
見分けがつくため。

 

1gでも5千円ほどする金は
コインの一部を削ることで
塵も積もれば大金となります。

 

 

ちなみに日本円硬貨でも
ギザじゅうを見ることが
あるかと思います。

その昔、貴重な資源だった
銅が十円玉の側面から
削り取られるのを防止するため
施されたのが背景でした。

 

 

そういえば、先日
買い取った北朝鮮の金貨には
ギザギザなかったですね(笑)

 

ギザギザってただの見た目や
触った感じではなくてきちんと
意味のある施しなんですよ。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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