買取価格に影響しないインゴットの曇り

1750 Gold

メガネの曇り止めが
なにかとよく売れてるのですが
曇り止めといってもその商品は
大きく3種類あります。

ひとつ目はゴーグルなどで
主に使われているスプレータイプ。

そして、ふたつ目は
拭いたらそのまま曇り止めの
効果が出るクロスタイプ。

みっつ目はレンズにつけて
塗り広げるジェルタイプ。

どれも人気ではあるのですが
よくお客様から選ばれるのは
曇り止めだけで終わらず、
レンズを綺麗に磨くことが
できるクロスタイプ。

一石二鳥な使い方が
できるのでウチの場合では
クロスタイプが人気です。

とはいえどの商品も
万能ってこともなく何かしら
弱点というのがあります。

スプレータイプの場合は
液垂れしやすく、周囲や指を
汚してしまうかもしれません…

クロスタイプは曇り止めの液が
染み込んであり揮発しないよう
気を付ける必要があります…

ジェルタイプはフレームと
レンズの間に染み込むことで
サビ等が起きないように
量や拭き方に要注意です…

寒い時期にメガネを掛けて
マスクをするとたいていの場合、
曇ってしまい視界が悪くなります。

そんなときに役立つ
メガネレンズの曇り止め。

ただ、最近はレンズ技術が
進歩したこともあって
スゴい商品が出てきました。

それは

曇らないレンズ。

曇り止めに頼らずとも
曇ることがないメガネレンズ。

レンズが曇るのは特に
マスクをつけたり寒い時期に
起こってしまうものです。

しかし、結露によって
起こるレンズの曇りは夏でも
エアコンの涼しい環境から
暑い外に出るなど寒暖差で
起こることもあります。

料理をしているときや
お風呂の湯船に浸かったときにも
起こるので曇らないレンズを
身に付けたらそんな心配も
なくなるでしょうね。

金（ゴールド）の曇り

と、結露などで起こってしまう
メガネレンズの曇りですが、
これは金（ゴールド）の世界でも
起こってしまう現象です。

500gや1kgなど大きなサイズの
インゴットはモールドタイプという
形が多いのですがそのタイプの
裏面によく出てきます。

実際にインゴットの写真を
出しておきますが下の画像だと
真ん中部分の薄く白っぽく
見えている部分ですね↓↓

金（ゴールド）の融点は
1064℃なのでインゴットに限らず
金製品を作る場合にはこのような
高温状態の環境にて作ります。

インゴットを製造する際、
密閉された環境に液化した
金（ゴールド）を流したあと
一気に冷却して固めます。

つまり、高温から低温へと
一気に変化するのでその温度差が
曇りを生み出すワケです。

そんな曇りではありますが
インゴットにおいては

価値に影響しません

曇りがあることによって
見た目が違うかもしれませんが
金（ゴールド）である以上は
全く売買取引に影響しません。

曇りのついたインゴットを
納品する際、お客様からは…

”この白い部分って何なの？”
”違う物に変えてもらえませんか？”
”売る時の査定に響きませんよね？”

といったことを言われます。

金（ゴールド）の塊である
インゴットは製造する地金商の
技術によって見た目も様々。

傷ひとつない綺麗な輝きを放つ
光沢が眩しいインゴットもあれば、
ボコボコと濁った色のもあります。

見た目でちょっと”あれ？”と
思うことがあっても結局のところ
重要なのはブランドと純度と重量。

先ほどの曇りのようにどうしても
防ぐことができないこともありますが
見た目を気にする必要はありませんので…。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(6/21)の貴金属価格】
　ゴールド：6,971円/g（+15）
　プラチナ：4,176円/g（-20）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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