金相場を見極める上で重要となるアメリカCPI

投稿日:

2266 Gold

 

金関連の情報として
毎月チェックする情報は
主にアメリカの経済指標。

その経済指標も雇用統計が
メインではあったのですが
今年はもうひとつの数値も
気にしているところ。

その数値というのは
CPIと言われるインフレの
度合いを知るための指数。

 

CPIは消費者物価指数と呼ばれ、
”Consumer Price Index”の略称。

商品やサービスの価格動向を
示す指数であるため、まさに
インフレの度合いを測るためには
うってつけな指数なワケです。

この数値はアメリカFRBが
インフレ状況を把握するために
チェックしているものでして
FOMCでも飛び交う言葉。

 

今年はCPIの変動幅を見て
インフレに対する政策を考え
金利の利上げ検討に使われてます。

毎月政府が公表する数値で
今月10日には前月分(2022年10月)が
発表されました。

 

今年はこのCPIが高水準で
その数値を見た上でアメリカFRBが
政策金利の利上げに踏み切りました。

しかも、CPIの伸び率が高く
当分インフレ傾向にあるとみられ
かなり強気の利上げを敢行。

このCPIが下がらない限り
政策金利の利上げも下がらない
…という状況であったので
注目された数値でした。

 

で、先月分が発表されたのですが
これまで激しい伸び率だったものの
ようやく落ち着きを見せた模様。

まだまだ今後どうなるかを
見ていく必要はあるものの
来月の数値が気になるところです。

 

 

CPIはドル建ての指標

このCPIはアメリカだけでなく
各国で公表されている数字。

日本でも毎月発表されてますが
アメリカのCPIに関しては
金と関わりの強い指標。

 

金相場は大元として
ドル建ての金市場がベースで
各国の為替が反映されます。

なので、どの国の金価格も
まずはドル建て相場ありきと
なってくるワケです。

となるとドル通貨の
発行元であるアメリカ経済は
重要な指標となってきます。

 

ドルから各国の為替が反映されて
それぞれの国の金価格が決まります。

なので、金相場といっても全世界で
アメリカのCPIが直接影響するかというと
それぞれの国の対ドルの為替次第では
高くなるかもしれないし、
そうでもない
可能性もあります。

アメリカのCPIに関しては
金相場と関係していると伝えましたが
この金相場はドル建の金相場であって
円建てや他国の通貨での金相場とは
ちょっと異なるワケです。

 

日本の円建て金相場というのは
以下の計算式によって決まります。

 

海外の現地価格というのが
まさにドル建て金相場なのですが
ここにアメリカのCPIが関係します。

日本国内で公表される円建て金相場は
更にドル円の為替が積算計算として入ります。

 

たとえばCPIの伸び率が高まり
インフレが高まりつつあると
経済不安から一般的にドル建ての
金相場は上がる傾向にあります。

しかし、ここでドル建てが上がっても
ドル円為替で円高となった場合は
そこが相殺されてしまい円建て金相場は
そこまで高くならなくなるかもしれません。

日本の金相場に関しては
アメリカの経済指標だけでなく
ドル円為替も無視できない
ということですね。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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