金に追従するもすぐ暴落したビットコインのリスク

投稿日:

3324 Gold

 

9月は相場が落ち着いていた
ビットコインが10月に入り急騰し、
金価格と同じような動きをみせた。

2025年10月に入ってから金の
店頭小売価格は21,000円/g台へと
突入し最高値を更新する日々。

2000年当時は約1,000円ほどなので
今となっては約20倍以上にまで
到達したこの状況は本当に驚きの連続。

 

その一方で、ビットコインも
2025年10月時点で約12万ドル、
円建て約1,800万円台と、こちらも
最高値を更新中です。

金は8月が大人しかったものの
9月に入ってから急騰し始めたので
ビットコインも約1ヵ月遅れで
その急騰に乗っかった…
そんなイメージです。
(すぐ10%ほど暴落しましたが…)

 

金が高騰し続けている理由は、
安全資産としての確立された地位。

世界中で換金可能、また金そのものに
価値があり、その価値がゼロになることは
今の需要状況からまずあり得ないこと。

世界情勢の不安定が増している今、
世界中の投資家が資産を金へと
交換している状況であるといっても
過言ではない感じではあります。

 

特に重要なのが中央銀行の動きで
世界各国の中央銀行が金準備を拡大、
これが金価格を底堅く支えています。

経済が悪化すると紙幣や株式への
不信感が高まり、価値の下がりにくい
金の需要が高まる傾向となります。

そして、そうして貯まった金を
政府はそう簡単に手放すことはなく
カンタンに需要が落ちない状況。

 

金と暗号資産の違い

その一方でビットコインも
機関投資家の買いが集中している
そんな状況ではあります。

ただし、ビットコインは
金にはない課題があります。

ビットコインはマクロ経済要因、
特に実質金利、米ドルの強弱、そして
リスク投資への市場心理に大きく影響。

 

トランプ大統領による関税措置、
イーロン・マスク氏によるつぶやきで
大きな動きを見せたこともある
ボラティリティの高い商品。

つまり、ビットコインはまだ
リスク資産としての側面が強く、
金価格より株式市場の方に近い…
そんなイメージではあります。

 

確かに金価格の動きに似ている
そう思ったことはあるのですが
安全資産としての認知というと
まだまだ薄いかとは思います。

中央銀行が金を買っても
ビットコインを買ってない状況が
まさにそれを表していますね。

 

6年ぐらい前にXでこんな
アンケートを取りました。

”100万円分のビットコインと金、
もらえるならどっちがいい?”

当時は高騰もあってか
7割方ビットコインでしたが
今となっては金を選ぶ人の方が
多いような気はしますね。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(10/13)の貴金属価格(9:30価格)】
 ゴールド:21,782円/g(+155)
 プラチナ:8,897円/g(+187)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格
 ※2025.7.1より14:00にも価格が公表されます(平日のみ)

 

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