金相場がコロナ禍前に戻ることはあるのか？

2227 Gold

覚めたかと思いきや周りで
ポツポツと出てきている
新型コロナウイルス。

油断大敵と言いますか
もうあまりブイブイ言われなく
なってきたのもあって
気にしない人も多いかと思います。

私もそのひとりではありますが
サービス業ということもあって
一応手洗いはこまめにしてます。

ニュースでは毎日感染者数が
報告されているところをみると
まだ安心できない人も比較的
多いのかもしれません。

そんな中でマスク着用に関して
先日の参議院本会議で話が上がり、
ルール作りを行う考えを示しました。

どうやってルール作りを行うのか？
って感じはしたのですがどうやら
海外と足並みを揃える方針とのこと。

10月初旬の所信表明演説では
これからのマスク着用について
「屋外は原則不要だ」と強調。

海外はもう既にマスクをしない
国も増えており、日本への外国人
観光客もマスクをする気はなし
…と言わんばかりに過ごしてます。

これからの季節はコロナだけでなく
インフルエンザも流行する可能性があり、
マスク無し生活への移行はまだ無いかな
…というのが素直な感想ではあります。

ヨーロッパでは既に
マスク着用義務を無くし、
アメリカのバイデン大統領も
コロナ禍の収束を名言。

エリザベス女王の国葬でも
このマスク着用に関して
日本と海外での明らか温度差が
メディアから発信されてました。

これを受けて海外に合わせた
基準に政府が持っていくのか
今後が見どころではありますね。

個人的に、このマスク着用を
抑制力の強い政府が決めて
強制するのはどうかと思います。

政府お得意である、
各自各社で判断を任せる
…にしてはどうなんでしょう。

コロナ過で上がった金相場は…

と、コロナ過も収束しそうな
雰囲気を見せている一方でなかなか
冷め止まない状況なものがあります。

それはコロナ禍で一気に
過熱したものの全然下がる気配を
見せて来ない金相場。

コロナ過が本格化する前の
2019年は5,000円/g台後半の
相場だったものが今や8,000円/g台。

もちろん現在に至るまで
ロシア・ウクライナ戦争勃発、
米中貿易摩擦悪化、円安など
色んな要因が重なった上での現状。

ただ、多くの要因の根本は
新型コロナウイルスによる
ウイルスパニックが引き金に
なった状況が否めない状況です。

というのが現状ではあるのですが
こんな質問をよくいただきます。

金相場は前みたいに
価格が落ちそうですかね？

金の価格が落ちるということは
需給バランスにおいて需要が減るか
供給が増えるかということ。

こうなるにはどんな
シナリオがあるかというと
主に以下のものがあります。
・金鉱脈発見等で供給上昇
・世界経済の良好化＆安定化

では、これらがこれから
どうなるかというのがありますが
どちらも実現は難しいところ。

希少性の高い貴金属なので
産出できる金鉱脈が増えれば
供給量増により価値が落ちます。

とはいえ少量ではなく、
需給バランスを崩すほどの
ボリュームがないと困難です。

そして、世界経済に関する
良好化と安定化という点ですが
これもなかなか厳しいところ。

ロシア・ウクライナに関しては
長期化しているものの結末が
ある程度は見えています。

ただ、アメリカと中国、
中東など直接的な衝突はないにしろ
関係が良好化する可能性というのは
現時点で見出しにくい状況です。

ちなみに新型コロナウイルスの
影響で今のような高値になりましたが
コロナは落ち着けどそれが元のさやに
戻るかというと現実的には難しいところ。

というのもコロナ過で経済は
悪くなったものの政府は潤滑油として
様々な補助金政策を行いました。

そのため、政府の懐事情も
余裕がない訳で補填するとなると
増税を免れることは厳しい感じ。

すると物価が更に上がる
買え控え等でお金が動きにくくなる
景気が悪くなると悪循環な予想。

時間の経過でそれもいつかは
落ち着くとは思いますが、
その頃には新たな有事の可能性も
起きてしまうワケです…。

そう考えると金相場にとって
元のような価格に落ちる可能性は
限りなく低いのではないでしょうか。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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