3142 Gold
トランプ大統領による
相互関税の発動から数時間後
突然90日間の停止を決定。
発表すること自体もそうだが
あっさりと期限付きとはいえ
停止を決めたトランプ劇場。
それもそのハズで発表後は
全世界株安に陥ってしまい、
これはアメリカにも波及。
自国のために行った政策が
よもやよもや自国の株価を
暴落させることになってしまい
予想外と思ったのか。
すぐに火消しに入った結果、
アメリカの株式市場は
過去最大の上げ幅。
なんともこれだけみると
意図的に株価を下げたのでは?
と思ってしまいそうでした。
相互関税によって当初
トランプ大統領の側近では
インフレを予期しておらず、大した
問題にならないと思ってた模様。
(アメリカとしては)
とはいえ、貿易戦争過熱化、
景気悪化への懸念から、株式や債券
ドルが売られてしまう始末。
金融市場に大きな混乱を
招いてしまう結果となりました。
そんな最中で米政府効率化省
DOGEを率いるイーロン・マスク氏が
ピーター・ナバロ大統領上級顧問に対し
皮肉なつぶやきをXに投稿。
ナバロ大統領上級顧問は
関税政策を主導する立ち位置であり
今回の対応をイーロン・マスク氏は
あまりいいように思ってない模様。
ま、テスラを率いている立場で
株価が暴落したのだから罵られても
その気持ちは分かりますがね。
と、今回の関税に関しては
こうした意見の対立が起こっており、
内部では徐々にひずみも…。
強固な関係性があると
思われていたのですがどうにも
不安要素が出てきた感じですね。
世界10大リスクが現実的に…
毎年1月に世界10大リスクが
発表されるのですが今年は
TOP3が以下の通りでした。
①Gゼロ世界の混迷
②トランプ大統領の支配
③米中決裂
詳しくはこのテーマに触れた
過去のブログをご覧ください↓↓
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アメリカに関わる内容が多めの2025年世界10大リスク
3055 Gold この時期恒例ですが 世界10大リスクが発表。 ユーラシア・グループによる 発表で2025年の10大リスクは 以下の通りでした。 <2025年10大リスク> 1位:深ま …
何と言いますか90日間の
停止期間はあれども相互関税は
まさにこの10大リスクのうち
3つに該当する物ではあります。
まさに先進国・途上国限らず
世界が分断するという意味では
今後もリスクとしては高まりそうな
そんな雰囲気ではあります。
そういった不透明感が
高まっていることもあってか
金相場は徐々に上昇しており、
相互関税発表後の相場に
いち早く戻りました。
ただ、そのときの状況とは
違うことがあるんです。
何が違うかというと
円建て金相場はほぼ同じでも
ドル建て金相場と為替が
発表前と全く違うのです。
多少の前後はありますが
ドル建て金相場とドル円為替で
3月下旬と比べると以下の通り。
◆ドル建て金相場
・3月下旬:約3000ドル/oz
・4月中旬:約3200ドル/oz
◆ドル円為替
・3月下旬:約150円/ドル
・4月中旬:約143円/ドル
しかし、円建て金相場は
相互関税発表後の暴落を挟んで
16,500円/g前後とそこまで
変わってはおりません。
相互関税後において
ドル建て相場は上がった
ということはゴールドに関する
需要が高まったということ。
安いと思われて買ったのか
今後のリスク資産と思って
感じたのか、どちらにしろ
必要とされているという状況に
代わりはないのです。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
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