金価格の大きな変動は人間の感情が影響する？！

1326 Gold

今年の2月に金価格は
最高値を更新しました。

とはいえ、田中貴金属の
休日価格なので公式ではないし
1980年にマークした過去の
最高値は消費税導入前の話。

あくまでも消費税込みなので
これまた今回の最高値ってのも
厳密には違うかもしれません。

…が、消費者からしてみると
消費税分も支払うワケですから
最高値と言えば最高値。

3月には資産の現金化が
押し寄せた波もあったので
限定的に金価格が下がりました。

しかし、一時的なもので
また価格も元に戻って
ジワジワ上がり続けた結果、
最高値をマークしたのです。

毎年新年になると
貴金属関連の情報として
年間の見通しなどの予想を
マーケッター、アナリストが
雑誌等で伝えています。

その当時はコロナのことなんぞ
微塵もなかった時点でしたが
2020年は恐慌の可能性が高く
金価格は7,000円/g台になるかも…
と予想された方もいらっしゃいました。

情報を見た当初としては
「まさかね…」と思ってましたが、
今となっては「そうなるかも…」
と感じる状況ではあります。

どこまで金価格が上がるのか
実に気になるところです。

…と、ジワジワと上がり
続けている金価格。

これって金をお持ちの方なら
価格が上がって良かった！
なんて思われるかもしれません。

が、金価格の高騰ってのは
先行きが不安であることを
示していることでもあります。

なぜなら金（ゴールド）が
買われ高騰するときってのは

将来に対する

不信や不安

という感情要因が基本的に
大きくウェイトを占めてるため。

そして、変動差が大きいほど
その不信感に関する感情度数も
比例する傾向にあります。

金価格の動きを知る
…というのは世界全体の
大まかな世情を把握するにも
参考になったりするのです。

しかし、こうやってグラフを
眺めてみる本当にコロナリスクが
浮き彫りになってからの金価格は
日々の動きが大きいですね。

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(4/20)の貴金属価格】
　ゴールド：6,437円/g（-18）
　プラチナ：3,055円/g（-16）
　※田中貴金属公表の税込小売価格
　※5/6まで地金取引停止中です

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