1379 Gold
先日、店頭で行った
ジュエリーのイベントで
メーカーさんが珍しい宝石の
ペンダントを持ってました。
名前を聞くと宝石というより
化石という認識が強いのですが
私はジュエリー業界において
初めてみたその石。
それはなんと
アンモナイト化石を
使ったペンダントでした。
値札にアンモナイト
と書いてあったので
メーカーに聞いたら
そういうことでした。
化石がジュエリーに
使われているなんて
思っていませんからね…。
貝類であるアンモナイトは
一般的な印象として貝という
濁りのイメージがあるため、
宝石とは決して思いません。
しかし、今回ペンダントに
使われたアンモナイトは少し
特別な化石でもありました。
というのもひとえに
アンモナイトといっても
実は何種類かあります。
そして、今回のは
遊色効果を持ち結晶質に
置き換わった宝石としても
扱われているため。
アンモライトと呼ばれ
世界宝石連盟からも宝石と
認定されたものでした。
↑冒頭の写真と色見が違いますよね
こういった宝石化石は
実は他にも色々あります。
化石にしろ宝石にしろ
長い年月により生まれたので
ロマンのある石なのです。
地球誕生と同時に生まれた金
今回のアンモナイトは
もともと生き物が結晶化して
できたものでした。
このようなほとんどの
宝石は地球誕生した後に
結晶化されたもの。
しかし、金に関しては
誕生のタイミングが
宝石とは異なります。
なぜならば金(ゴールド)の
誕生は地球誕生とほぼ同時。
宝石の中でも
たとえばダイヤモンド。
現在流通している天然の
ダイヤモンドというのは
約35億年から9億年前に
生まれたものです。
地球の誕生は約45億年前と
言われており、金(ゴールド)と
宝石で誕生のタイミングは違うのです。
また、生まれた時期だけでなく
誕生の規模もけた違いに異なります。
ダイヤモンドは現在
技術的に人工で造れて
そのできはもはや肉眼や
ルーペでは100%真偽を
見定めるのは難しいほど。
そんなダイヤモンドに対し
金(ゴールド)は
偽物はあれど人の手によって
造ることはできません。
ひょっとしたら長い年月で
科学技術が進歩したら
できるかもしれませんが…
ダイヤモンドはあくまで
地球内でのエネルギーですが
金は地球外でのエネルギー。
圧倒的にエネルギーの
規模が異なるのです。
つまり、理論的に
説明できたとしても
実証となると困難。
宝石は地球の内部において
過酷な環境下で生まれた
奇跡の宝石です。
金は地球誕生前から
既に生まれていた
不変の輝きを放つ鉱石。
金(ゴールド)の特徴は
価値がなくならないとありますが
まさに人の手で造れないことが
この特徴の背景にあります。
誕生したタイミングと
誕生した規模が惑星レベル、
そんな宇宙からやってきた金。
数億年レベルの
時間を掛けてできた宝石も
素晴らしい存在です。
ただ、このブログで
お伝えしている金も
そんなロマンの詰まった
限りある資源なのです。
本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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