金製時計はそのまま使うか換金してしまうか…

1855 Gold

店頭のデジタルサイネージを見て
電池交換にと時計を持って
来店された女性のお客様。

時計を渡されるときから
キラキラと輝いていたので
「これは高級ブランドかな…」
と思っていましたがその通り。

預かる前のチェックで
その時計をみさせてもらうと
ダイヤモンドがたくさん
敷き詰められたショパールの時計。

ショパールと言えば
スイスにある高級ブランドで
腕時計のほとんどにダイヤモンドが
あしらわれています。

ちなみにカンヌ国際映画祭の
オフィシャルパートナーとして
トロフィーも作っています。

こういった高級ブランド時計は
直営店に出すと電池交換だけでも
一万円ほど掛かることが多いので
よく弊社でお預かりします。

で、預かった時計ですが
金属部分が金色だったので
ひょっとしたらと思いきや
やっぱり18金の時計。

早速、電池交換すべく
裏蓋を開けようと思ったら
引っ掛けるところが傷だらけ…。

金属とはいえそして、
硬化剤も混ざった18金とはいえ
さすがに蓋を開ける金具は
それ以上に硬い金属です。

恐らく前回電池交換で
修理したお店で傷が付いたのか
それとももっと前からなのか
…なんて思いながらの修理。

18金の時計はもちろん
ショパール以外のブランドでも
造られていますが蓋を外す際は
こういった傷が付くリスクがあり
修理を断るお店も多いワケです。

もちろん傷付いたとしても
金であれば時計によく使われる
ステンレスに比べると修理は
しやすいかもしれません。

しかし、直すとしても
結構金額掛かりますからね…。

壊れても思い入れがないなら…

今回のような金（ゴールド）や
プラチナで作られた腕時計を
お持ちになった方からこう
聞かれることがあります。

それは…

高い修理代が掛かるなら
売った方がいいですかね？

というお話。

金やプラチナ製の時計は
高級ブランドの物が多く
メンテナンス費用もそれなりに
掛かるケースがほとんど。

購入時もそこそこ高いのに
使っていて維持費も掛かるので
こんな質問をいただくことが
あるワケですよ。

時計というのは時間を
把握する必須品でもありますが
ファッションや身なりとしての
趣向品という面を持ちます。

そして、ここの金や
プラチナが使われると貴金属の
価値も備わるモノとなります。

なのでやはりこういうものは
換金できるかもしれませんが
どれだけ思い入れがあるか…
どれだけ好んだものであるか…
という点に掛かると思います。

もう使わないものであれば
売却するも良し、大事な方から
いただいたり受け継いだなど
維持費が掛かってでも使うもよし。

ちなみに貴金属を使った
時計の魅力は輝きと重み。

よくある金色の時計は
ステンレス素材の表面に対して
コーティングが施されてますが
綺麗すぎる偽りのような輝き。

金ならではの鈍い黄金色とは
どこか違いを感じますし何と言っても
持った時のズッシリ感は
金に叶わないでしょうね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(10/4)の貴金属価格】
　ゴールド：6,981円/g（+7）
　プラチナ：3,931円/g（+7）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

【今週の逸品】
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幾何学模様の独特なフォルムが特長的でこだわりを求める方にはオススメな逸品です。

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