グッドデリバリーバーでも海外インゴットを推奨しない理由

投稿日:

3110 Gold

 

Youtube経由でのLINEで
インゴットの地金番号に関する
問い合わせを頂戴いたしました。

どういった内容かというと
”地金番号からどのようにして
製造日を調べればいいですか?”
というものでした。

 

この質問の経緯を聞くと
どうやらインゴットを相続で
受け継ぎ、いざ売却しようにも
どうやら確定申告の対象。

本人はてっきり相続で
受け継いだ日の相場が取得価格と
思い込んでいたようですが
実際は元の持ち主の取得日。

しかし、持ち主は
インゴットを残していたものの
購入した際の伝票はなく
取得価格が不明な状態。

 

とはいえ、不明なままだと
売却益は売却金額の95%と
本来の事実とはかけ離れた
数字で判断されてしまうもの。

どこかのサイトで
地金番号が刻印されていれば
そこから製造日を割り出して
取得日に代替できるとのことで
この度の質問をいただいた次第。

 

インゴットには必ず
製造元企業のブランドロゴが
刻印されています。

ということはその企業へ
問い合わせることによって
調べることが可能。

もちろん現在も稼働している
企業でないと調べようがないけど
基本はそれだけなのです。

 

ちなみに海外ブランドだと
当然日本で製造されてないので
海外への問い合わせとなります。

以前、当店のお客様が
英語が話せるってことで海外に
メールと電話で問い合わせを
してみられたようです。

ただ、あまりきちんとした
管理ができてないのか、
”We do not check date of manufacture.”
と調べてもらえなかったようです。

 

海外ブランドが日本に来た
ってことで、もしかしたら
全世界から同じような問い合わせが
来るのでそもそも調べてない
なんてこともあり得ます。

ある意味、これも海外ブランド
インゴットのデメリットでは
あるかもしれませんね。

 

 

LBMA認証ブランドでも…

そんな海外インゴットですが
先日こんな質問をいただきました。

”LBMA認証ブランドであっても
海外インゴットを購入するのは
控えた方がいいですか?”

 

とあるジャンクショップで
LBMA認証ブランドのインゴットが
安く販売されてたので購入を検討。

しかし、そのブランドは
日本の地金商ではなくて
海外の企業が製造したもの。

知名度は高いし、LBMA認証の
グッドデリバリーバーであるため
品質的には問題なさそうですが
ネックなのが海外ブランド。

 

問題なく買い取るお店もあれば
規制によって買い取ってくれないお店、
海外ブランドだからということで
買取価格が安くなるお店。

金の密輸が横行する中で
海外ブランドの買取規制が
強まっているのでこういった
事態になっている国内。

こう聞くと海外ブランドは
いいようには思えませんね。

 

私の持論ではありますが
海外ブランドのインゴットは
非推奨ではあるのですが、
どうしてもということなら
入手経路次第かと思います。

というのも海外インゴットは
製造元から直接のルートで
手に入ることは難しいもの。

何かしら仲介業者が入ったり、
中古品であるケースがほとんどで
いくらグッドデリバリーバーといえ
入手までのルートで何かしらの
リスクが発生するかもしれないため。

 

手を出すとしても
小さいサイズなど少額で買える
そういった物かなぁ…と。

国内で買えるものを敢えて
海外品で持たなくても良いかな
というのが結論ですね。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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