半地下の思わぬリスク！資産形成も最悪のケースを想定すべし

2181 Gold

韓国の半地下生活において
ここ最近かなり天災の影響が
出てきているようです。

半地下というのは名前の通り
部屋が半分地下に埋まっているもの。

韓国特有といっていいほど
この国に多いのがこの半地下。

韓国になぜ半地下が多いかというと
大きくふたつの理由があると
言われています。

そのふたつというのが
・南北戦争の名残
・都市部でも安価な提供物件

南北戦争は北朝鮮と韓国の衝突で
地上よりも地下の方が戦争においては
安全なワケなので、その対策として
作られた名残が今では住居用として
残されて利用されているの背景。

完全に地下へもぐるよりも
半地下だと地上戦で有利なので
たくさんの半地下物件が元からあった
…というワケです。

そして、韓国の首都と言えば
ソウルですが都市部となるので
この辺りに住もうと思うならば
どうしても家賃が高まります。

しかし、利便性であったり
仕事の確保から都市部が人気なワケで
どうしても人口も集中するもの。

都市部への人口流入において
家賃の安い半地下物件というのは
ありがたく件数も増えたのです。

ちなみに半地下というと
安い反面でデメリットもあります。

それは水害に弱いというもので
半分地下なので浸水や洪水などといった
水による天災にはとても弱くて
無傷で済むことはほぼありません。

ここ最近韓国において
半地下への影響が多いのはまさに
雨量が増え、豪雨回数も増えたのが
背景にあったワケです。

半地下といえば以前、
アカデミー賞を受賞した映画作品
「パラサイト」で有名になりました。

この映画の作中においても
半地下の家が水害によって
水だらけになったシーンがありました。

安いのはいいんですけども
あまりにもリスクが大きすぎる物件
なのであまり日本にはないのでしょうね。

何をするにもリスクはある

今回は家に関する問題ですが
何かしら購入するってことは
必ずリスクが付いてきます。

これは資産においても
言えることで家などの不動産、
企業の株式、そして現金についても
必ずリスクはあります。

ただ、商品によって
そのリスク度合いや可能性は
変わってきます。

不動産の場合のリスクは
まさに先ほどのような天災。

株式の場合は会社の経営、
そしてそこに関わる国の景気などが
リスクとして挙げられます。

そして、現金の場合には
インフレや発行体（国）の経済で
価値が落ちてしまったり、最悪
紙切れとなるリスクがあります。

なので資産形成する際は
商品のメリット・デメリットを
把握しておくことが重要です。

そんな資産の目的といえば
”資産を増やす”ということですが
手堅くコツコツ増やす方法もあれば
投資で一気に増やす方法もあります。

ついそういった目にいきがちですが
もうひとつ重要な観点があります。

それはそもそも

資産を守る

ということ。

どれだけ増えたところで
ほとんどの資産は必ずしも
価値がゼロになる可能性があります。

建物は損壊によって瓦礫になり
土地は使われなければマイナス資産。

株式は企業の倒産によって
紙くずになることもあれば、
現金は没収されることもある。

そのようなゼロ資産リスクが
限りなく低い商品としてあるのが
金（ゴールド）。

この資産は相場変動があるので
元本保証がないというリスクはあれど
世界で通用する最も実績の長い資産。

不動産や株式、現金よりもかなり
長く人類が使われてきた実績の長い
資産商品であるので”資産が無くなる”
…という最悪のリスクに対応できます。

とはいえ相場商品なので
投機目的でなく増やすことには
あまり向いているものではありません。

そのため、資産のウェイトとしては
1割～2割あれば十分なワケで、
持ち過ぎる必要はありません。

ただ、全くない場合には
最悪のケースとして資産が無くなる
可能性も否めないので多少なりとも
持っておくことが重要なのです。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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