手で持つことができるゴールドとそうでないゴールド

2991 Gold

GAMEBOYと呼ばれる
機器を使った犯罪がどうやら
流行しているようです。

このGAMEBOYは当然
任天堂のゲーム機ではなく
これに似ているから
付けられた名称。

任天堂にとってしてみれば
いい迷惑なのですけれども
確かにその機器を見てみると
確かにGAMEBOYをそのまま
使ったのではないかと思うほど。

ではそのGAMEBOYが
どういった犯罪に
使われているのかというと
自動車の盗難です。

最近の自動車は皆さんも
ご存知の通りワイヤレスか
スマートキー操作。

旧車でない限りはよほど
この機能が付いているワケで
キーのボタンを押したり
キーを持ってドアノブに振れれば
ドアの鍵が解除されます。

こういったいわゆる
無線通信を使った機能を
悪用するワケです。

詳しい理論は分かりませんが
簡単にいうとGAMEBOYが
車の鍵の代わりになって、
ロック解除やエンジン始動を
操作できるというもの。

なのでGAMEBOYで
何かしらの操作を行って
鍵として登録することができれば
簡単に盗むことができるのです。

ではこの盗難に関して
対策ができるのかというと
アナログで対処するしか
方法はないとのこと。

もし、無線通信を妨害すると
自分自身で操作するときにも
できなくなってしまいます。

なので、そういった
通信に頼らない完全に鍵を
差さないと開けれないような
古い車ならばGAMEBOYを使った
盗難に遭うことはないでしょう。

もしくは他のアナログな
対策方法としてタイヤのロックや
ハンドルのロック辺りでしょうか。

ただ、これはこれでなかなか
面倒ではあることなので実際に
使っている人は少なそうね。

とはいえ何百万円、
下手すると何千万円もする
自動車が盗まれるぐらいなら
まだいいのかもしれませんが…。

デジタルかアナログか…

デジタル化は技術が進むと
利便性は高まる一方で
安全性でのリスクは
どうしても気になるところ。

結局人が作った物なので
人によって抜け穴も見つけられ
破られてしまうものです。

先日、ご来店されたお客様に
ビットコインかゴールドのそれぞれの
特徴について質問をいただきました。

ビットコインについては
その筋の専門家ってワケではないので
あくまでも特徴を伝えただけですが
値動きや稀少性など細かな違いは
もちろんいくつかあります。

ただ、資産としてみると
明らかな違いがあります。

これぞまさに
手で持てるかどうか
…というもの。

ビットコインはデータなので
スマホやタブレット内に入れて
持つことはできますが物理的に
持つことが叶わない資産。

ゴールドはご存知の通り
インゴットやコイン、形は変われど
ジュエリーや工芸品といった
商品として持つことができます。

今でこそデジタルは
当たり前になってはいますが
無い物を持っているというのは
ある意味怖いことではあります。

なんせ手元で実体が
無い物なんですからね。

どちらも資産ではありますが
私は実体のないビットコインは
投機要素の高い資産と思ってます。

人が作ったものでなおかつ
実体がない商品であるためです。

便利に取引はできるし、
持ち歩くことも楽です。

とはいえ資産としてみて
どっちがいいかというと
アナログなゴールドの方が
無難だとは思います。

余裕資金があるならば
短期間で乱高下が激しい
ビットコインも悪くないですがね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(11/14)の貴金属価格】
　ゴールド：14,220円/g（-72）
　プラチナ：5,231円/g（-35）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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