ひな祭りシーズンで人気を博している金工芸品

投稿日:

2012 Gold

 

3月といえば”桃の節句”、
女の子の成長を願う
”ひなまつり”がある月。

5月5日の”端午の節句”と同様
子供のために人形を飾る日として
年中行事となっています。

 

ただ、端午の節句と異なり
ひな祭りは人形を飾り付けるだけでなく
ひなあられやちらし寿司を食べて
過ごすのが定例になってます。

食べる物は地域によって
若干違いはあるようですが
先ほどの2つの食べ物なら
どこでも食べられているのでは
ないかと思います。

 

ひなあられとちらし寿司は
どちらもカラフルな見た目。

成長や健康を祈願する
縁起物の食べ物として
江戸時代からひな祭りである
祭りの日に食されてきた
…とも言われています。

 

そんな料理と一緒に
飾られていたひな人形。

かつては人形ではなく
紙であり自分の悪い気を入れて
川に流すひな流しがルーツ。

それが立派な人形になり
いつしか川に流すのではなく
家に飾る物として祭りの日に
置かれるようになりました。

 

我が家には娘はいませんが
姪っ子がいるっていうのと
甥っ子の誕生日ってことで
お菓子をお裾分け。

お菓子といっても先ほどの
縁起物とは全く違うケーキでしたが
お雛様のデコレーションもあり
ちょっとしたひな祭り感を
味わうことができました。

ひな人形もいつまで飾るか?
という点では厳密に決まりはないし
一瞬ではあれどケーキ上ですが
見ることはできたのでこれはこれで
いいのかもしれません。

 

 

五月人形もですがひな人形も…

そんなひな人形ですが
五月人形のように最近は
金製工芸品が人気。

五月人形であれば
兜や鎧、人形などありますが
ひなまつりなので金製の
ひな人形ってことです。

 

ちなみにひな人形ですが
ひなまつりの歌に出てくるように
五人囃子など何段もある人形もあれば
男雛と女雛だけのものもあります。

男雛と女雛は天皇皇后を模して
生まれたものと言われており
ひな人形にとってすれば
無くてはならない存在。

なので弊社で扱っていた
金製のひな人形はと言うとまさに
この男雛と女雛だけ。

 

もしもこれが他の段もあって
官女に五人囃子、随身など
勢揃いってなってしまうと
見た目は豪華になるでしょう。

ただ、金のお人形が増えるほど
もちろん予算は上がりますが…

 

こういった季節物となる
金工芸品の需要が高まったのは
金ならではの特徴にあります。

価値が残るだけでなく
かさばらず保管しやすい
…というもの。

 

季節物はシーズンになると
倉庫や押し入れから出し入れし
サイズが大きくなればなるほど
その作業も大変になります。

それに長時間経過すると
人形は劣化してしまったり
壊れてしまったりするもの。

縁起物が壊れるってのは
それこと嬉しいことではないし
修理するにもそれなりに
掛かってしまいます。

 

そういった反面で金製だと
時間による経年劣化はほぼなく
破損することはありません。

常に金の輝きと一緒に
その美しい状態を維持し続ける
工芸品でもあるワケです。

ここ最近は金価格の高騰で
金工芸品も手を出しにくい状況。

 

昨年末から予定していた
金工芸品展を先日開催しましたが
興味を持つ方は多かったけども
購入されたお客様は少なかったです。

工芸品も基本は注文制なので
最新の相場で金が調達されるので
こればっかりは致し方ないですね。

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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