香港を通して金の主導権を握ろうとする中国の動き

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3469 Gold

 

中国が香港を拠点として、
欧米から金に関する覇権を
奪いに来そうな動きがあります。

先日、香港政府は中国本土の
上海黄金交易所と組んで、
香港政府出資の新たな清算機関である
香港貴金属中央結算系統を設立すると発表。

年内にも試験運用を開始し、
さらに今後3年以内に、香港における
金の保管能力を2,000トン超にまで
引き上げるという計画とのこと。

なぜ中国がここまで躍起に
なっているのか?

中国といえば、金の産出量も
消費量も世界一の金大国です。

しかし、世界の金価格の基準に
なっているのはイギリスやアメリカ
といった西側諸国です。

中国からすれば、
一番作って一番買っているのに、
値段の主導権が他国にある矛盾、
そして、ドル依存の脱却。

この2つを解消するには
もってこいの策ということ。

今回の設立は中国だけでなく
アジアの実需を背景に価格決定の
影響力を自国へ引き寄せるための
国家戦略とも考えられるのです。

そして、これに呼応するように、
中国の金鉱山大手も香港の株式市場で
巨額の資金を調達し、カナダの大手
金鉱会社を買収しました。

長期化するロシア・ウクライナ、
中東などで起こっているアメリカによる
資産凍結などによって、ドル脱却を
進める国は増えてきています。

中国が米国債を減らし、
長期間に渡り金を買い増すのも
自己防衛ということ。

中国と西側のネジレは
金価格を支える要因。

特に中国がこれから金に関する
締め付けを強くすればするほど、
金がまた更に暴落しにくい
商品となってきそうです。

 

世界が分かれるときに必要とされるもの

数年前からのリスクとして
ブロック化がありますがまさに
世界が分断されようとしています。

アメリカを中心とする西側と、
中国やロシアを中心とする東側。

それぞれの国がイデオロギーや
覇権を巡っては激しく対立することで
互いのルールを認めなくなっています。

冒頭でお伝えしたように近年では
西側諸国がロシアの資産を凍結した
ある意味、金融の兵器化を目の当たりにし、
東側の国々はドル依存のリスクを
味わったのではないかと思います。

中国が香港に金という実物資産を
貯め込もうとしているのは、
この分断に備えた防衛本能。

どれほど世界が分断化し、
互いの通貨や法律を信用できない…
と罵り合っていても、両陣営が
同じ価値を認める共通言語が
まさに金ということ。

アメリカも中国であっても、
金が持つ重みと価値に対しては
一切の異論を挟みません。

金には国境がなく、民主主義も
共産主義も関係ないワケでして、
発行した元がいないからこそ
その価値は制裁を受けません。

世界が分断されて、
お互いの通貨価値が狂い始めた時、
最後に残る絶対的な定規が金。

中国が猛烈な勢いで金を買い漁り、
ゴールド覇権を握ろうとする目的は、
世界が完全にブロック化した後でも、
その絶対的な資産を手にするため。

世界がどれほど分断されても、
決して価値が毀損することのない
無国籍通貨である金(ゴールド)。

大国すらもお金を信じず、
争うように金をかき集めている今、
一個人が金を密かに手元に置くことは、
悪くない資産運用ではあります。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(3/6)の貴金属価格(9:30価格)】
 ゴールド:28,559円/g(-413)
 プラチナ:12,149円/g(-145)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格
 ※2025.7.1より14:00にも価格が公表されます(平日のみ)

 

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