金（ゴールド）は火事の中でも生き残る最後の砦

1077 Gold

京都アニメーションの
放火事件から早くも1ヶ月が
経とうとしています。

放火によって人だけでなく
建物自体も致命的な
ダメージを受けたこともあり
世界中で募金活動が
行われているようです。

海外のファンたちが
クラウドファンディングで
集めた募金も2億円越え。

日本国内での募金額も
合わせたら約10億円を
超えるほどのお金が
集まっているようです。

募金はファンだけでなく、
X JAPANのYOSHIKIなど
芸能人有名人が復興のための
募金活動をしたこともあり
ニュースでも話題になりました。

また放火事件が起きた
第1スタジオは犠牲者を悼み、
5万羽にのぼる折り鶴が
献花台に供えられたのも
大きく取り上げられました。

それもそのはずで35名の
死者が出たにも関わらず
残ったスタッフが引き続き
制作活動を行っている
…という状況もあるため。

京アニが生み出した作品、
作り出した会社組織が
いかに愛されてきたのか、
というのが伺えます。

こういった火災事件が
あると過去、実際に
家が火事になったお客様との
接客を思い出してしまいます。

火事が起きても残る資産

両親と一緒に住んでいた
家を火事によって
焼失してしまったお客様。

原因まではさすがに
聞けませんでしたが、
とにもかくにもすべてを
失ってしまったのでした。

しかも、家や家財だけでなく
大事な資産までも危うく
全てを無くしかけたのです。

その方は二世代で
暮らしていたってのもあり
金庫もあったのですが
火災時の温度に耐えれず、
お札が灰になっていたのでした。

ちなみにお札というのは

残った面積が
5分の2未満

になると価値を失効します。

ただ、灰になったとしても
ばらばらにせずかき集めれば
紙質やインクの解析によって
本物と特定できる可能性が
あるということです。

これを知らなかったら
捨ててしまいそうですが…

幸いなことに
今回のお客様は全ての
お金を失ったワケでなく
一部は残ったとのことでした。

しかし、そんな紙類が
灰と化していた金庫内に
煌々と輝くモノが
残っていたのでした。

それは純金バー

金（ゴールド）は
火事くらいの熱量ならば
変形したとしても
蒸発して無くなりません。

そして、変形したとしても
お金として換金できることは
可能な資源でもあります。

お札はそれ自体に価値を
持つ資産ではあるけど
いかんせんその状態が
紙なのでとにかく

脆い

という弱点があります。

しかし、金であれば
そのもの自体に価値があり、
錆びなど変質することなく
紙より断然蒸発しにくい
…という特徴があります。

火事が起きないに
越したことはありませんが
もしものときの資産こそが
金の役割でもあります。

安全資産と言われますが
金はこのように物理的にも
価値を保つということにも
繋がっているのです。

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(8/15)の貴金属価格】
　ゴールド：5,604円/g（+35）
　プラチナ：3,218円/g（-49）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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