1508 Gold
リングやネックレスなど
10点ほどジュエリーを
お持ちになられた女性。
どうやらデザインが古く
使わないので換金して
新しい物を…ということで
ご来店されました。
話を聞いてみると
そのジュエリー達は
お母さんにもらったそうで
確かにデザインとしては
今時ではありませんでした。
いつも買い取りのときは
刻印を目視してから
お見積りを伝えます。
で、ジュエリーを
チェックしていると
全て「K18」や「750」など
18金を示すものばかり。
なので、全て18金として
お見積りを伝えた上で
お買取りを進めました。
…が、X線装置で純度を
計測してみるとどれも
刻印にある18金には
届かないものばかり。
刻印情報とは乖離があり
純度が足らなかったので
全てお返しとなりました。
(とても返却しにくかったです…)
K18や750の刻印があるのに
純度不足…というケースは
なかなか起きないこと。
ちょっと気になったので
お母さんは日本人ですか?
…と聞いてみると海外の方。
この度、お持ちになった
ジュエリー達も日本のものでなく
海外で購入したものでした。
海外のジュエリーでは
18Kや14Kなど「K」が
後付けとなっている刻印が多く
刻印通りでないケースがあります。
ただ、今回は日本の刻印と
同じ文字であったために
そこまで注視してませんでした。
しかも、10点ほどある
ジュエリーが全てその
ケースだったので尚更です。
やはり簡単な英数字の
刻印だけで情報を
確定するのは危険だな
…と感じた今日この頃です。
偽物インゴットがあるようです…
先日ニュースでも
取り上げられた内容ですが
偽の情報が刻印された
インゴットが出回ったようです。
金のインゴットに
偽の刻印を打刻し製造したので
逮捕されたという内容でした。
モノ自体に価値がある
金(ゴールド)のインゴットは
刻印そのものが価値を判断する
重要な要素となります。
そんな刻印について
偽情報を刻印したとなれば
消費者の混乱へと繋がり
犯罪に発展しかねませんから…。
インゴットといえば
ある程度大きさがありますが
以下の二通りで偽物かどうかを
判断することができます。
①磁力チェック
②比重チェック
磁力チェックは読んで字の如く
磁石を近づけてみてくっつくかで
判断する確認方法です。
金は磁力がないので
磁石を近づけたところで
くっつくことはありません。
そして、もうひとつが
比重によるチェック。
金の比重は19.32であり、
これは同じ量の水に比べて
19.32倍重いということです。
つまりどういうことかというと
1辺1cmの立方体である場合、
水なら1gですが金であれば
19.32gということです。
もし、怪しいインゴットなら
縦横高さに19.32を掛けてみて
刻印された重量に近ければ
偽物かが判別できます。
明らかに乖離すれば
そのインゴットは金でない
可能性が高いということです。
ただし、単純計算では
凹凸部分を加味できないため
多めになってしまいます。
また、金(ゴールド)と
同じような比重の素材だと
この方法で100%真偽を
判断することは困難です。
ある程度の真偽を
見分けることはできるでしょうが
確実に判断するのであれば
やはり専門店でのチェックが確実!
…ということです。
本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
【本日(10/21)の貴金属価格】
ゴールド:7,201円/g(+34)
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