3523 Gold
ハンガリーで歴史的な
政権交代が起こりました。
ヴィクトル・オルバン首相が率いる
与党フィデスが総選挙で大敗、
新興中道右派政党ティサの
ペーテル・マジャール氏が圧勝。
2010年以来16年続いた
強権体制に終止符が打たれた。
ティサは53.6%の得票率で
138議席以上を確保し、憲法改正が
可能な3分の2超の票を獲得。
それに対して、フィデスは
わずか55議席にとどまった。
投票率は79.6%と1990年以降
最高水準を記録し、国民の変革への
渇望が如実に表れた結果。
政権交代の背景には、
長期化した腐敗体制への
国民の根深い不満がありました。
2025年のGDP成長率は
0.3%と最低水準で低迷。
EU資金の凍結や対ロシア路線による
国際的孤立も経済の足を引っ張り、
さらに、マジャール氏の汚職告発に
触発されたのも影響を受けた。
マジャール新政権は選挙の際、
汚職の一掃、司法の独立回復、
報道の自由などを課題に掲げており、
凍結資金の解除やウクライナ支援の
正常化を明言していました。
欧州検察官事務所(EPPO)への
加盟も表明するなど、親EU路線への
急転換を鮮明にしていた。
欧州全体の視点でも、今年最も
重要の選挙と言われていたのもあり
ニュースでも大きく取り上げられました。
長年EU内で拒否権を乱用し
欧州統合の障壁となってきた
ハンガリー。
政権交代により協調路線へ
転換することで、欧州の
地政学的リスクの落ち着きは
期待されていたのでした。
短期的な下押し圧力か…
メディアで取り上げられたのあり、
先日、来店されたお客様から
金価格への影響がないか聞かれました。
あくまでも私の見込みですが
この件だけに関して言えば、
短期的に若干下がったとしても
そう中長期的な影響は無いのでは?
…というのが素直なところ。
ハンガリーがかつてはEUと
対立する立場であったのが協調に
転じることとなった今回の選挙。
そうなると、EU内の意思決定が
これまでよりも迅速化し、対ロシアの
制裁の結束も強まりやすくなります。
さらに同国が親ロシア路線を
捨てることで停戦・和平協議が
一歩前進する可能性もあります。
実際、ウクライナへの融資が
解除される見通しも立っており、
これはウクライナを切るのでなく
紛争長期化のリスク低減として
みなされていることでもあります。
リスクオフ需要が後退すれば、
短期的には金の利益確定売りが
出やすくなる局面も想定されます。
とはいえ、中長期的視点では
ほとんどの貴金属アナリストは
強気の見通しを崩してはいません。
今回の短期的な下落以上に、
中央銀行による金の買い増し、
ドル離れの加速、米国財政赤字問題、
米中対立など金需要は依然
大きく崩れにくいためです。
ハンガリー政権交代は短期的な逆風、
中長期は中立か軽微な下押し…
といったところでしょうか。
地政学リスクの正常化という
プロセスには当たりますが、構造的な
金の強気トレンドを崩すほどでは
ないということです。
もしかしたら、ウクライナ復興に
向けた欧州の財政拡張が新たなインフレを
生む可能性も想定できますからね。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
【本日(4/28)の貴金属価格(9:30価格)】
ゴールド:26,656円/g(-176)
プラチナ:11,513円/g(-251)
※田中貴金属公表の税込小売価格
※2025.7.1より14:00にも価格が公表されます(平日のみ)
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