本人確認が必要なのは犯罪防止のため？！

2426 Gold

土曜日にドタバタしながら
仕事をしていたら、夕方ごろに
スタッフから振られた話です。

”店頭に鯛焼きが落ちてましたが
これは部長が買ったやつですか？”
…と。

自分で買った物ではないので
となると誰かが置いたもの。

ビニール袋に入った
その鯛焼きは弊社の近くにある
お店の物で温もりが残ってました。

紙袋、更にビニール袋と、買って
何匹か食べた残りっぽかったです。

で、カメラを見たところ
誰かが鯛焼きを置いてそのまま
立ち去っていったっぽかったので
また取りに来るかと思い放置。

その日は夕方からウェブ会議があり
帰りが21時過ぎにはなったのですが
会社を出たときには鯛焼きの入った
ビニール袋はありませんでした。

持ち主が戻ってきたのか
どこぞの見知らぬ人が取ったのか
分かりませんが無くなってました。

弊社ではたまにお客様が
傘やバッグなどを店内に置いて
そのまま忘れることがあります。

ただ、店内であればほとんどは
持ち主が分かるケースであるため、
何とかなるけどお店の目の前といえ
外となると至難の業。

当店がある金座街商店街は
休日ともなると観光客が多く、
平日もそれに合わせて通勤者も
結構通る人が多いんです。

まだ名前が書いてあるなら
分かるものではありますが
さすがに鯛焼きなどの食べ物は
書けるようなものではありません。

一度私も居酒屋の帰りに
財布を落として帰ったのですが
警察に伝えておいたら後日
ありがたいことに戻ってきました。

ちなみに食べ物の落とし物を
警察に届けたとしても長期間
保存できないので破棄されるようで
友人の警官からはそんな話も
聞いたことがあります。

そのゴールドは誰の物？

インゴットやコイン、そして
貴金属品の買い取りを行う中で
こんな質問をされました。

なんで買い取りの場合には
本人確認をするんですか？

これは法律的に言えば
古物風営法でゴールドに限らず
CDなり本なり換金する場合は
本人確認の必要があるため。

このように法律としてあるので
それに従うしかないのですが、
お金が絡む以上は誰が売ったかを
明確にしておいた方がいんですよね。

特にインゴットやコイン、そして
ジュリーといった貴金属品は
基本的に高額品であるため。

本などの低価格品なら
お金のトラブルへの発展は
ほぼ無いことかと思います。

しかし、高額品が絡むと
いくら身内であるとはいえ
トラブルに発展する可能性も
高くなるということです。

特にゴールドの場合ですが
物だけ見ても誰の物か分かりません。

弊社では経験ないことですが
過去に業界内でこのような事例があり
今一度本人確認の徹底がありました。

インゴットを身内が
勝手に売却してしまった

身内にされてしまうと正直
ショッキングなことではありますが
どこで売ったかを見つけることは
困難なことではあります。

ただ、本人確認書類の提示で
見つかる可能性を少しでも
高めることは可能なワケです。

換金における本人確認は
マネーロンダリング防止の意味もあり
法律上でも義務付けられてます。

売却の度に提示することも
面倒ではあるかもしれませんが
ご協力ください。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(4/29)の貴金属価格】
　ゴールド：9,644円/g（+179）
　プラチナ：5,258円/g（+58）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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