インクリメンタムによる2030年ドル建て金相場の強気予想

3034 Gold

さて、いよいよ
今年も残すところ1週間を
切ってしまいました。

冬休みに突入した方も
多いのではないかと思いますが
当店はまだまだお仕事です。

本店は12/30 PMまで
エールエール店は大晦日まで
年内は営業しております。

地金の取引に関して
12/31～1/3は売買できませんので
年内は12/30が最後となります。

さて、先週は何かと
イベントが詰まりに詰まって
動きが少なかった気がします。

12/17-18：FOMC
18：英国銀行金融政策委員会
18-19：日銀金融政策決定会合

ドル円為替の動き、方向性が
決まる大事なイベントが
てんこ盛りだったワケです。

市場の予測は多々あれど
結局のところ予測であるため
動くワケでもなく。

株価はそこまでの動きを
見せなかった気はしますが
ドル円為替は円安に傾きました。

まずFOMCではアメリカの
政策金利が0.25%の
利下げを決定したのですが
日銀は利上げを見送り。

動かない円には入らず
利下げはあったものの未だ
高い金利圏内にあるドルに
流れたというワケです。

基本的に金利が開けば
金利が高い方に動きます。

日本よりアメリカの方が
政策金利はウンと高いワケで
今回の結果になるのは頷けます。

日銀植田総裁はそもそも
利上げを促すような様相でしたが
それを行うことなく終わったので
何かしら見えない力が働いたのでは？
と感じた次第ではあります。

会見での私の見解ですが
よそよそしいといいますか
オドオドしてたように見えますし。

とはいえ1月にもまた
利上げする機会もあるので
どうなるかは分かりませんが…。

2030年の金価格は…

と、先日来店されたお客様に
こんな話をいただきました。

”インクリメンタムが2030年には
金価格が4800ドル/ozになると
予想してますがどうなんでしょうね？”

この話はネットにも数年前に
記載されていたもので私も既知の
内容だったのですが、お客様は
とあるセミナーで聞いたとのこと。

インクリメンタムというのは
リヒテンシュタインに会社を構え
資産運用を手掛けている企業。

ゴールドとシルバーの
鉱業株に関するファンドを
設定している会社だけあって
貴金属には強いのです。

結構予想が当たっていると
業界でも定評がある企業なので
セミナーで聞いたというのも
あながち嘘ではないもの。

2030年の予想ということで
これから6年後のこと。

そして、その予想が
4800ドル/ozということで
今よりも約1.8倍ほどになる、
といったものでした。

ドル建ての話であるため
2030年にドル円為替が
どうなってるか分かりませんが
仮に今の為替のままでいくと
ザッと27,000円/gくらいの相場観。

最近の円建て相場でいうと
14,000円/g台で落ち着いてます。

この価格帯でも過去では
最高値に近い状態であるため
なかなか買いに踏み込むには
勇気がいるものではあります。

長期運用向けであることを
把握していたとしてもです。

果たして6年後の予想の通り
今より更に高騰していくのか？

あくまでも予想であるため
どうなるかは分かりませんが、
それだけ上がるとならば
今買ってもいいかも…なんて
思ってしまうかもしれませんね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(12/27)の貴金属価格】
　ゴールド：14,746円/g（+137）
　プラチナ：5,339円/g（+22）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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