インフレ対策には暗号資産？それとも…

1837 Gold

まさか…とは思いましたが
とある国で暗号資産である
ビットコインが法定通貨として
扱われることとなりました。

その国というのは
中米にある自然豊かな国
エルサルバドル。

なぜエルサルバドルで
ビットコインが法定通貨に
なったのかというと
インフレに備えるため。

エルサルバドルと
聞いてもあまりインフレとは
縁がないとは思ってましたが
数十年前には確かに20%ほど
インフレ率を誇った国。

とはいえ海外にはもっと
ひどいインフレ率を誇る国も
多々あるのでまさかの対策に
ビックリした限りです。

ちなみに直近でいくと
ベネズエラが印象的であり
5,500%のインフレ率でしたが
3年前には65,374%という
ハイパーインフレも…。

単純に10円チョコが
653,740円になるほどだから
恐ろしいですよね…。

と、国の規模はどうであれ
一国が法定通貨として
ビットコインを採用するのだから
暗号資産の市場も大きく動くだろう！
…と見込んでましたが逆の動き。

今は順調に回復するも
ビットコインは一夜にして
10%ほども暴落してしまう
動きとなってしまいました。

確かにハイパーインフレに
比べるとビットコインの動きは
かわいいものかもしれません。

しかし、法定通貨として
迎えるのはどうかと思った次第。

なんといってもお金の価値が
数%でなく数十%、場合によっては
数百%動くわけなのでやはり
安心できるのかというと
…怖い気もします。

歴史を考えると…

ビットコインが高騰し始めた
数年までは暗号資産のことを
デジタルゴールド…なんて言われ
1BTC=1000万円を超えるだなんて
話も出て盛り上がりました。

そこから暗号資産の熱狂的な
信者も出始めたこともあってか、
色々な投資話も出てきました。

とはいえ、その反面で
現物資産の金（リアルゴールド）に
関わったり保有している人にとっては
暗号資産を信じない受け付けない
…なんて派閥に分かれてました。

現在もそんな感じでいろんな
憶測が飛び回っているのですが
やはり手堅い石橋を叩くタイプの方は
リアルな方に目が向くもの。

令和時代に突入してから
過去の捉われ事もどんどん一新され
ニューノーマルな時代になった
と言われていますが、それでも
過去の歴史は重要です。

現物資産の金（ゴールド）のように
各国の中央銀行が暗号資産を
買われるような事態になれば、
その価値が更に上がる可能性も…。

ビットコインといえば
テスラ社のイーロン・マスク氏の
Twitterのつぶやきによって
大きく上昇下落の動きを見せました。

そんな影響者が今後はこういった
国によって左右される可能性が
ほんの少し高まったかな
…というところ。

とはいえまだインフレと
暗号資産の関係性っていうと
データも少ないし理論的な
説明が困難であるので
対策に繋がるのか微妙です。

金（ゴールド）は資産ですが
モノであるので物価が上がる
インフレとリンクしやすいけど
暗号資産は手で掴めないので
モノではありませんから…

暗号資産か金（ゴールド）か？
僕ならリスクヘッジとして持つなら
金を選ぶかと思います。

ちなみにしれっと暗号資産を
購入してしまったのはここだけの
話にしておきます(笑)

これはあくまで投機目的ね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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