2176 Gold
消費に関する経済指標である
CPI(消費者物価指数)。
実質インフレ具合の数値として
毎月公開されるのですが
7月度のアメリカCPIは
予想されていたよりも伸びず。
金利の利上げ成果なのか
インフレの伸びが鈍化した
結果となっていました。
去年の春ごろからアメリカの
CPIはずっと上昇傾向。
コロナ禍前の約2倍~3倍の
数値が続いていることもあって
日本において日銀に当たる
FRB(連邦準備理事会)は
対策として金利を上げたのです。
今回CPIが予想を下回った理由は
ガソリンや中古車の値下がりが
大きかったと言われています。
とはいえ今回の結果は
たまたまの可能性もあるし
また何かの有事等によって
上がる可能性もあります。
ピークを迎えてホッとするか
まだ上がる傾向にあるかは
来月発表される結果次第
ではあるところです。
というのもこの最近の
CPIの高さというのは
色んな物価が含まれてますが
その大部分はガソリンでも
中古車でもありません。
値上がりのほとんどは
家賃の上昇にあります。
この家賃に関しては
昨年末から言われてることで
まだまだ上昇する可能性は高く
CPIは予想を下回っているといえ
まだ油断はできない状況。
今後も金利の利上げも
予定されてはいるのですが
ひとまず落ち着きを見せても
今までにないペースに戻る
…なんて可能性も否めません。
日本のCPIはアメリカほど
上昇率が高くないこともあって
それが利上げをしない要因にも
なっている状況です。
長期的にみるとどうなのか…
と、直近でみるとインフレが
どうなるかってのは誰にも分からず
具体的な政策などもイマイチ
決まっていない状況が続いてます。
インフレのための金利利上げを
アメリカは行っているものの
その効果はすぐ出るものでないので
何とも言えない状況ではあります。
この物価が上がるインフレ、
短期的にはどうなるか分かりませんが
長期的にはどんどんインフレする
そういった感じはします。
というのも特に資源が乏しい日本は
輸入頼りな国ってこともあるので
有事が起こるとインフレになりやすい
そんな傾向にあるため。
また、なんだかんだで
税金によるインフレというのも
今後は否めません。
この数年のコロナ禍により
税金をジャブジャブ使ってるので
このツケというのは必ず
後になって回ってきます。
そのため、短期的にでなく
長期視点でみるとこの先は
インフレ色が強いかなぁ
…というのが濃厚なワケです。
そうなると対策として
資産の一部に持っておいて
オススメな商品ってのが
金(ゴールド)
インフレになるってことは
物価が上がるワケなので
そうなると現金預金や国債などは
そこについていくことができず
目減りしやすくなります。
しかし、金(ゴールド)や株、
そして不動産などはインフレに強く
目減りしにくい資産と言われてます。
そんな中でもなぜ金推しかというと
株や不動産よりも遥かに実績が長く
安全資産としての立ち位置で
全世界で認識されているため。
金は各国で外貨準備として
持たれている資産であることもあり
高い信頼性を持った商品です。
リーマンショックであったり
コロナ禍でも最高値を迎えた金は
他の金融資産より一段と輝きが
光った商品として目立ちました。
先行き不安定な将来に対して
リスクヘッジとして有能な資産
それが金(ゴールド)です。
長い目で見るとまず値段が
下がる可能性が低いワケでして
そうなると金は輝いてくれる
存在になってくれます。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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