インゴットやコインに保証書が付かない理由

1625 Gold

今回は音声動画を記事の
最後に添付しておりますので
文字を見るのが面倒な方は
Youtube動画をクリックください。

————-

弊社で腕時計を
ご購入されたお客様から
先日電話をいただきました。

内容を聞いてみると…

先月購入した時計を
間違って洗濯機に入れてしまい
時計がバラバラになった。

保証書の期限内だから
無償で直して欲しい

…ということでした。

洗濯機に間違って
時計を入れてしまうことは
たまにいらっしゃいます。

私も昔ですが気付かずに
洋服と一緒に腕時計を
洗ったことがありますので…。

その時は私の時計が
G-SHOCKだったこともあり
洗濯しても無事生還できました。

しかし、この度の時計は
電池式であって生活防水はあれど
G-CHOCKほどの頑丈さを
持ち合わせていない時計。

まぁ、G-SHOCKが異常ですが
通常なら洗濯機に回すと
壊れることがほとんどです。

確かに買われたばかりで
保証内なので何とかしたかったけど
残念ながら故意的な故障や破損は
修理の無償対応ではないので。

保証書にも記載されているし
これが無償修理となっては
悪用されるケースになるので、
きちんとそう説明しました。
（中々納得いただけませんでしたが…）

精密機械の集合体である
腕時計はデリケートなので
基本的に劣悪な環境下におくと
壊れやすい商品です。

外すときには定位置に置く
…など、ポロっとどっか置くと
意図しない状況で壊れてしまう
なんてこともしばしばあります。

腕時計をお持ちの方は
置き場所を気を付けて
いただければと思います。

地金にも保証書はあるのか？！

高価な商品を購入すると
だいたいついてくる保証書。

金やプラチナの地金を
購入された方からはよく
保証書はつかないの？
…聞かれることがあります。

何万円何十万円、更には
何百万円にもなる商品なので
そういった書類がないと
不安な気持ちは分かります。

しかし、資産用の現物の
インゴットやコインには
保証書はつきません。

なぜならばモノ自体に
保証内容が刻印されているため。

そもそも保証書ですが

【保証書】
製造者が製品の品質を保証することを示した書面。
一般的には一定期間内において、通常の利用範囲内で故障や品質異常等が判明した際、無料で補修する旨が記載される。

そのため、金（ゴールド）や
プラチナには以下の情報が
刻印されております。

精錬する地金商によっては、
「FINE GOLD」や「PURE GOLD」など
素材表示が刻印されていたり、
製錬業者と検定分析業者が
入っていることもあります。

ちなみにこの情報は
コイン（地金型金貨）も同様で
そのデザイン自体が保証代わり。

そのため、売却に関しても
モノ自体が保証されているので
購入時の伝票は不要です。

地金商や専門業者でなければ
購入時の伝票を求められることも
あるのですがほとんどのお店では
売却において現物のみでOKです。

このように現物自体に
保証されているがために
ブランド選びは重要です。

知名度の低いブランドや
LBMAなど業界の認証がないと
その品質が確かであるかの
第三者保証が薄れるため。

そして、そのブランドの
商品をもし購入するのであれば、
直営店や特約店でオススメします。

いくらブランドに信用があれど
商品を提供する売り手の信用も
重要となってきますから…。

さて、今回は音声付きの
ブログとなっております↓↓

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

【本日(2/15)の貴金属価格】
　ゴールド：6,831円/g（-12）
　プラチナ：4,738円/g（+14）
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