インゴットか金貨か？相場が上がるほど有利なのは？

3057 Gold

私は現物でゴールドを
運用するならば小さいサイズを
推奨しております。

相場にもよりますが
インゴットなら100g以下で
金貨をオススメしてます。

デザインがあるので
インゴットより金貨をお求めになる
お客様が多かったのですが最近は
インゴットが人気です。

資産用の金貨、いわゆる
地金型金貨ですが当店では
ウィーン金貨ハーモニーと
メイプルリーフ金貨を販売。

どちらも発行枚数が多く
流通量が多いので価格も
他の記念金貨等に比べると
安定しているもの。

で、販売しているサイズは
1oz、1/2oz、1/4oz、1/10ozと
4種類あります。

今までは資産用として
1ozが人気ではあったのですが
それよりインゴットの方が
最近は人気な傾向にあります。

その理由をお客様に
聞いてみたところ金相場が
関係していました。

昨年は1年で相場が約1.5倍に
高騰したこともあって、
年始と年末では全く価格が
違う物となりました。

当初人気だった1oz金貨、
2024年の年始は約35万円ほどの
販売価格ではありました。

しかし、年始は価格が上がり
約50万円に近いぐらいの
販売価格となったのです。

一番大きいサイズといえ
金貨1枚で50万円となると
ちょっと高くも感じます。

インゴットも金価格が上がれば
当然販売価格は比例しますが
インゴットは金貨よりも
”持ってる感”を味わえるもの。

塊であるため、なんとなく
金貨にない優越感があります。

金貨も名前の通り
ゴールドでできているので
素材として見れば一緒です。

しかし、資産感があるのは
金貨よりもインゴットのが
高いかもしれませんね。

手数料が逆転！

初めてゴールドを買う方から
よくいただく質問があります。

それはインゴットと金貨
どっちを買った方がいいのか？

ゴールドの現物商品としては
インゴットと金貨があります。

見た目やサイズの違いもありますが
製造元も異なるワケでして、色々と
違いがあるのです。

冒頭に少し話にでましたが
最近は確かに金貨よりも
インゴットがよく売れています。

これは単純に高く感じる
っていうだけではなくて実は
理由があるんです。

その背景としては
手数料が関係してます。

というのもインゴットは
手数料がサイズによって金額が
異なる物ではあります。

金貨もサイズによって
手数料は変わってくるのですが、
インゴットと金貨では手数料に
大きな違いがあるんです。

それは

固定かどうか

インゴットに関しては
手数料が固定費です。

厳密に言えば消費税が変わったり
販売元が変更すれば手数料が微妙に
変動することもありますが…。

ただ、金貨に関しては
海外から輸入する商品ってのもあり
手数料が固定ではなく歩合。

固定か歩合かってことで
どういうことかというと
歩合は金価格が上がるほど
その分、金額が増えます。

もちろん逆も然りなので
金価格が下がれば、歩合商品は
有利となってきます。

しかし、この数年の
金相場が上昇傾向にあり、
歩合にとって分が悪いもの。

手数料は結局のところ
販売元が決める事なので
歩合が変わる可能性が
あるかもしれません。

販売価格を重量で割ることで
グラム単価を計算することによって
どの商品がお得に買えるのか
割り出すことは可能です。

ただ、最近の傾向では
やはりインゴットの方が
手数料としてはお得な状況。

金貨1枚50万円ってのも
高く感じるもの。

ただ、実際に計算すると
手数料的にも若干割高であるので
そう感じるのも止む無しではありますね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(1/19)の貴金属価格】
　ゴールド：14,979円/g（+0）
　プラチナ：5,273円/g（+0）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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