プレスタイプとモールドタイプで買取価格は変わる?

更新日:

1414 Gold

 

今回は金(ゴールド)でなく、
プラチナ寄りのネタ。

先日お買取させて頂いた
プラチナのインゴット。

重さは508gという
中途半端な量でしたが、
久しぶりに珍しい形の
インゴットに出会いました。

そのインゴットの
形状ってのがプレスタイプ。

 

インゴットの形状は大きく
以下のふたつに分かれます。

プレスタイプと
モールドタイプ

写真を見ると一目瞭然ですが、
見た目が違うのと製造過程が
このふたつは異なります。

 

プレスタイプは名前の通り
圧縮して延ばすことで
作り上げる製造方法。

それに対しモールドタイプは
型に流し込む、いわゆる
鋳造による製造方法。

 

もちろん見た目や
製造過程が異なるからといって
価格に影響はしません。

そんなこともあって
地金商によってどちらの
タイプが納品されるかは
まちまちなのです。

 

金(ゴールド)のインゴットは
重さによって、このふたつの
タイプに形状が異なります。

↑100g以上はモールド、50g以下はプレス(田中貴金属の場合)

 

しかし、プラチナに関しては
ここ数年、全てモールドタイプ。
(田中貴金属工業製の場合ですが…)

久しぶりにプレスタイプの
インゴットに出会ったので
その違いに触れてみました。

 

 

値段は変わらない?!

先ほどもお伝えしたように
プレスだろうがモールドだろうが
弊社(田中貴金属系列含め)の場合
買取価格に違いはありません。

しかし、先日ご来店された
お客様からこういった
話を聞きました。

 

他店では、同じ100gの
純金バーを持って行ったけど
プレスよりモールドの方が
買取のお見積りが高かった。

その理由を聞いてみたら
傷付きにくいから…
と言われたんです。

確かに傷つきやすさ
という観点でみれば、
その通りかもしれません。

 

しかし、タイプによって
買取価格が変わるってのは
地金商にとってはありえないこと。

なぜなら、多少の小傷が
ついてしまったところで
重量が変わるワケではないので
買取価格への影響もないため。

 

買い取ったインゴットを
再販する業者であるならば
傷の付きやすさという観点で
チェックするかもしれません。
(小傷のついた商品売りたくないですからね…)

 

しかし、地金商では
買い取ったインゴットを
全て溶かしてしまいます。

そのため、傷があろうが
タイプがどっちであろうが
純度と重量さえ刻印通りならば
全く影響しないのです。

 

見た目からすると
モールドタイプとプレスタイプは
別物に見えるかもしれませんが
価値に変わりはありません。

 

それでも買取価格が
変わるお店があるのならば
なぜ価格が違うのか深く
聞いてみてはいかがでしょう?

深く聞けばボロが
出てくるかと思いますよ。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
(名前クリックでプロフィール表示)
May the Gold be with you. 

【本日(7/18)の貴金属価格】
 ゴールド:6,926円/g(+43)
 プラチナ:3,284円/g(+33)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

 

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