相続を経験した地主さんがゴールドに手を出す理由

3021 Gold

2024年も残すところ
半月で終わろうとしてますが
今年は本当に多くの著名人が
亡くなったと思う1年でした。

写真家の篠山紀信、
お笑いタレントのエスパー伊藤、
そして南部虎弾。

指揮者の小澤征爾、
漫画家の鳥山明、声優のTARAKO、
そして大山のぶ代、元横綱の曙、
俳優の中尾彬、西田敏行。

小さい頃から馴染みのある
著名人が多く亡くなったこともあり
今年は例年に増して集中している
そんな気もします。

そして、先日も歌手の
中山美穂が自宅の浴槽で
亡くなるという突然の報道。

それぞれ亡くなられた
理由は様々ではありますが
何とも訃報の多い年でした。

今年は著名人だけでなく
私の周りの知り合いでも
亡くなった方が多い年。

所属している中小企業家同友会、
法人会などでお世話になってる方が
亡くなったのもあって、喪服を
着る回数も多かったです。

何にせよ亡くなった方には
ご冥福を祈るばかりです。

そして、店頭において
相続に関するご相談も何かと
多かった年ではありました。

亡くなった祖父が持ってた
ゴールドやジュエリーが
出てきたんですけど…

ゴールドを受け継いだけど
取得した価格が分からなくて…

最近は相続や終活に
特化したを謳った方を
よく見るようにもなりました。

日本が抱えている
少子高齢化、なんだか年々
このことを実感している
そんな気もしますね。

トラブルになりやすい不動産

不動産の地主さんが
先日ご来店。

ゴールドを売却するために
来店されたのですが、不動産の
相続に関する愚痴といいますか
争続の話もされました。
（ご本人の許可はいただいてます）

兄弟が多かったようで
両親が亡くなった際に不動産を
どうやって分けるのか…

そして、受け継いだ不動産の
相続税を支払うのも大変だった…

と、数十年前に起こったという
争続の話をされたのですけれども
それがゴールドを買うキッカケに
なったということでした。

不動産は持ってるだけで家賃収入も定期的に入ってくるし、売るとなると大きな金額が入る。
でも、いざ相続となったらこれほど面倒くさい資産はこの世にないよ！

…なんて言葉が印象的でした。

まだ不動産が平地ならば
良かったのですが、段差があり
場所も転々としていたので
なかなか分けにくかったのです。

不動産を少なくもらう分、
他の現金などの資産を多くもらう
そんな話もあったのですが
逆にそうなると不動産の税金が
支払えずブイブイいう人が出る。

そんな悲しいやり取りがあり
そういった面倒事は控えたいと
思って今では不動産も減らして
ゴールドを取り入れたのでした。

不動産は登記などの処理が
どうしても必要となります。

士業や宅建士といった
専門家がいないと売買や
名義変更などもできません。

土地の価値も分かりにくいし、
持っている分にはいいのでしょうが
相続となると何かと面倒なのです。
（特にきちんと終活していなければ）

ゴールドは売買に当たって
名義本人であれば難しい手続きは
不要ですし、小さいサイズで
持っておけば相続でも分配しやすい
そういった現物資産。

市場価格で価値が決まるので
不動産のようなインカムゲインに
期待できるものではありません。

そういった点では不動産に
劣る点もありますが、相続など
名義が変わるタイミングであれば
やりとりしやすい商品。

不動産は確かに収入面では
資産として優秀な商品です。

ただ、それだけに偏ってると
いざというときに面倒となる
ケースもあるということ。

受け継ぐ人が一人だったり
あらかじめ終活などでどうするか
決まっているならばいいけど
いざという相続においては
ゴールドに分があるかと思います。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

【本日(12/14)の貴金属価格】
　ゴールド：14,470円/g（-75）
　プラチナ：5,110円/g（+6）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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