イタリアの金製品に施される独自のホールマーク

投稿日:

2993 Gold

 

大きめなケースで
カラフルな文字盤が人気な
腕時計GaGa MILANO。

ラインナップによっては
1~12の数字は全て違う色で
デザインだけではなく、
ファッションとして愛用する方も
いらっしゃるブランドです。

そんなGaGa MILANOですが
当店ではROLEXやOMEGAに続き
修理が多い舶来ブランドです。

 

ではどのような修理が
多いのかというと一番は
文字盤や針の取り付け。

時計が動かなくなったり
電池交換ではなくて、
圧倒的にコレが多いのです。

 

ちなみに文字盤や針が
外れた理由を聞いてみたところ
下に落としてしまったり
どこかにぶつけたりという
回答がほとんどでした。

腕時計は確かに精密機器なので
衝撃によってそのような現象が
確かに起こるものではあります。

ただ、他のブランドよりも
明らかに取り付けの件数が多いので
理由が気になるところではあります。

 

GaGa MILANOの腕時計が
他のブランドと違う点と言えば
ケースだけでなく、リューズも含め
全体的に大きめなところ。

もともとのコンセプトが
懐中時計にベルトを付けて
腕時計に作りかえるというものなので
そういった作りにはなっています。

大きいということはそれだけ
ぶつけやすいのもあるのでしょうが
そんなに簡単には文字盤や針が
取れるハズではありますね。

 

MILANO(ミラノ)といえば
イタリア北部にある都市。

そのイタリア人というのは
陽気でポジティブな印象がある反面
ルーズで適当なイメージがあります。

デザインは素晴らしいものですが
細かな作業を必要とする腕時計の
作りがひょっとして甘いのかな?
なんて気もした次第です。

 

 

イタリア独自のホールマーク

何かとモノづくりの職人が
多い印象があるイタリア。

時計に然りスーツに然りと
布製品から革製品など伝統的な
モノづくり産業国ではあります。

そんなイタリアですけれども
貴金属製品において独自の
刻印を施す国でもあります。

 

貴金属製品には必ず
素材と純度が刻印されます。

もちろんイタリアにおいても
その刻印は施されるものですが
追加で以下のような情報も
刻印される地域なのです。

ITALY
☆ 数字 アルファベット

 

ITALYに関して言えば
呼んで文字の如く。

イタリア製ですよと
謳っているものですが
もう一つの方は意識しないと
スルーされやすいもの。

 

「☆ 数字 アルファゲット」は
実際「☆ 1 MI」といったように
純度刻印と別に施されるもの。

これはどういう意味かというと
☆:イタリア共通マーク
1:貴金属メーカーの認可ナンバー
MI:ミラノ(地域)
ということになります。

つまりイタリアはミラノで
1番に認可された貴金属メーカーが
作ったものということ。

 

イタリアで義務つけられてはなく
イタリア製であれば必ず刻印がある
ってワケではありません。

なので、刻印があるのもあれば
無いこともあるワケです。

 

ちなみに当店ではイタリアの
老舗ジュエリーブランドである
UNOAERRE(ウノアエレ)を扱ってますが、
1ARというラインナップがあります。

これこそまさに先ほどの刻印の
1 AR:アレッツォにおける最初の
貴金属メーカーを意味するもの。

イタリア語で
1:ウノ A:ア R:エッレと読み
それを組み合わせて名付けられた
ブランドでもあります。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(11/16)の貴金属価格】
 ゴールド:14,066円/g(-204)
 プラチナ:5,226円/g(-55)
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