商品に価格転嫁しやすい業界とそうでない業界

投稿日:

2782 Gold

 

町のパン屋さんの倒産が
去年は過去最多をマーク。

お店で食べるというより
持って帰って食べるという
テイクアウト形式が多いので
コロナ禍でも生き延びたが
厳しい世界が続いている模様。

 

私はパンよりもお米派なので
あまりパン屋にも行かないし
コンビニでも買いません。

ただ、逆も然りでして
奥さんは断然パン派。

お米は作るのに時間が掛かり
洗い物が発生してしまいますが
買えばすぐに食べれるパンは
忙しい主婦の味方でもあります。

 

なのでパン屋も
必要とされているお店では
ないかと思った次第。

それでも倒産件数が増えてるのは
作るのがとても手間であり、
薄利多売な商売であるため。

 

パン屋を経営している友人も
かつて現場で働いていたときは
早朝に出勤、深夜に帰るという
そんな勤務環境。

価格転嫁に関しては
何かしらの価値を付けたり
原材料高騰分を上乗せすることで
何とかなるのかもしれないけど
カンタンに作れないので大変な世界。

”パンが好きな人じゃないと
この業界はやっていけないよ~”
という言葉を思い出しました。

 

パンを作る際に
必須となる小麦。

ロシア・ウクライナ戦争で
この小麦の価格は上がっており
人件費に電気代や水道代など
諸々の経費も上がってます。

元々薄利多売な商売なのに
そこに更にそういった課題が
押し寄せ倒産に追い込まれた
パン屋が増えたのでした。

 

一時期高級食パン屋が
流行って行列ができていたものの
最近ではその様子も見ません。

むしろ高級食パン屋も
先駆けとなった乃が美と
に志かわぐらいしか
見ないような気もしますね。

 

 

貴金属は言いやすいけど食料品は…

原材料やエネルギー資源、
人件費が高騰している昨今、
その分を価格転嫁する企業が
増えてる一方でできない企業も。

これはパン屋など飲食店に限らず
様々な業界がぶち当たっている課題。

当店ももちろんながら
販売している商品も仕入れ代が
上がったら販売価格に反映せざるを
得ない状況ではあります。

 

ただ、食料品とは異なり
生活必需品でないこともあって
お客様からはまだ納得されやすい
業界なのかな…と感じることも。

市場で取り引きされるゴールドは
そのまま商品として消費者と
売買されていることもあって
”相場がこうだから…”と説明すれば
納得せざるを得ないもの。

それにゴールドの場合は
上がることもあれば下がることもあり
安く買えるタイミングもあります。

 

金相場はネットで簡単に
調べることができるけども
パンを作るに当たっての原材料費は
なかなか簡単に算出できません。

販売価格に関する根拠が
ある意味で明確になってないので
”どうしてもこれを食べたい!”
と思われない限りパンは
高値で売るのが難しい物。

 

毎月経営者が集まる
勉強会に参加しているのですが
どうしても最近は人の話か
価格の話になりがちです。

価格上昇の話は多いけど
下がることはほぼない。

商品を作るに当たって
必要なコストというのは基本的に
上がる物ばかりだから今後も
きっとこんな調子だろう…。

 

インフレは1980年以降から
毎年約1.2%ずつ上がってきていますが
昨年2023年は3.2%とこの10年において
最も高いインフレ率をマークしました。

海外に比べるとまだこのインフレ率は
低い方ではあるのですが、ずっと日本が
このままの状況とは限りません。

そうした将来を見越している方は
今が金相場の高値であっても
それを気にせず購入しています。

 

高くなったら売れない物
その反面で高くても売れる物。

ゴールドに関しては
今のところ後者にあるようです。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(4/19)の貴金属価格】
 ゴールド:13,046円/g(+59)
 プラチナ:5,199円/g(-20)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

<ノイズを消し去るピンキーリング>

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