日銀も持っている金地金！決算書上での金の扱いとは？

1197 Gold

上場企業の株式をいくつか
持ってますが決算時期なようで
株主総会の案内が届きました。

とはいえ、東京開催なので
そのためにわざわざ
上京まではしませんが…。

昔、株式投資していたときは
決算書の読み方が分からず
スルーしていました。

なのですが、
決算書を読めるようになると
なかなか面白いもので
最近は送られてくると
一通り目を通してます。

そんな決算書に関して、
先日法人として金を
購入したいお客様から
質問されました。

それは
購入した金って
決算書ではどのように
計上されるのか？
…ということ。

決算書にはいろんな
項目が記載されます。

もちろん資産用の金も
法人として購入したのならば
計上する必要があります。

では一体、購入した金は
どの計上されるのでしょうか？

これは実は税理士によって
若干変わってくるのですが
一般的には「金地金」や
「その他資産」などと
記載されることが多いです。

書き方はお抱えの
税理士によって異なるけど
きちんと計上はされます。

では項目はそれで良いとして
決算書上の数値としてはどのように
記載されるのでしょうか？

…

…

…

通常、決算書に記載される
数値というのは購入価格を
記載する会社が多いようです。

しかし、よく考えると毎日相場が
上下してしまう金（ゴールド）は
実際にその価値は変わります。

そのため、決算書にもしも
購入価格が記載されていると
実質の価値は分かりません。

そういった背景もあって
会社によっては決算時点での
相場価格が決算書に
記載されるケースもあるのです。

このあたりの価値については
税理士により異なるようですが…

ただ、金融機関などが
資産評価する場合には
決算書にどう書いてあれ、
算出したい日の時価相場で
計算するようです。

こういった資産に関して
決算書上の記載というのは
金だけでなく不動産であったり
ゴルフ会員権も同様です。

ちなみに毎年、日本銀行の
決算書をみると「金地金」という
項目が資産表に記載されてます。

↑平成30年度の日銀決算書（一部抜粋）

ちなみに日銀の資産表ですが
以下で公開されてます↓↓

この5年間の決算書を見ると
金地金の数値に関して、
全く変化してません。

ってことはおそらく
購入価格で決算書には
計上してあるってことですね。

ちなみに金地金の持ち分が
変わってないってことは
金の資産運用を推進する私としては
日本の中央銀行「日本銀行」が

リスク対策を考えていないのか…
金の重要性を分かってないのか…
既に適切な量を持っているのか…

とも読み取れます。

年々買い増ししている
他の先進国に比べてみると
「大丈夫か？」と心配しちゃいます。

ま、これも金が浸透してない
国民性が影響しているのかも
しれませんね。

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

【本日(12/13)の貴金属価格】
　ゴールド：5,711円/g（+4）
　プラチナ：3,714円/g（+42）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

無料見積もり

ナカオカのLINE＠登録し、
画像を送付頂ければ、
来店不要でお見積もりできます↓↓

メルマガ登録フォーム

登録は以下の画像をクリック↓↓